ワールドインベストメントと増資マフィア・ワシントングループと秋元司代議士 その2 | ふじくまさんのブログ

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タイトルは若干変わりましたが、前々回のブログの続き、その2です。

ワールドインベストメントという未公開株詐欺会社には実質的な親会社がありました。
それが「ワシントンインターナショナル」
このワシントンインターナショナルの役員らで設立したのがワールドインベストメント。

では、このワシントンインターナショナルとはどういう会社か?
簡潔に言うと、昔ながらの言い方だと仕手筋、近年はその手口から増資マフィアと呼ばれているワシントングループの企業の一つ。
表向きの仕事はゴルフ場の経営や会員権の販売をしている。
つまり、ゴルフというのは紳士のスポーツと言われているが結構裏社会とズブズブ。
だから、政治家がゴルフなんかを好んでしたりしてますが、ゴルフをすることは別に否定しませんが、どこのゴルフ場を使っているのか?というのは要チェック!

話が逸れたのでちょっと戻すと、
ワシントングループの企業の中に、そのものズバリの「ワシントン社」がというのがある。
このワシントン社で役員をしていたのが、現在自民党の代議士をしている秋元司。

秋元代議士は最初は参議員でした。2期目を目指したが落選。衆院に鞍替えして小選挙区では落選したが比例復活。
この最初の参議員に当選した直後に役員を辞任してるんですね。
つまり秋元代議士は増資マフィアの幹部だったということですね。

秋元議員は小林興起元代議士の公設秘書でした。
秋元氏が小林興起氏の公設第一秘書だった時に第二秘書だったのが西田譲現日本維新の会代議士。

西田譲代議士はライブドア事件の時に名前が登場しましたよね。
南野建設(当時)とライブドアの間に入っていた投資事業組合の代表だったのが、この西田譲氏。
南野建設は現在はA.Cホールディングスとなり、傘下にワシントン社、ワシントンインターナショナル社を置く持ち株会社に。

この南野建設は、もう一つ有名な事件で登場しましたよね。
小室哲哉の詐欺事件。
小室に多額の貸付をしていたのが南野建設。

そういえば小室哲哉氏と堀江貴文ライブドア元社長はお友達でしたよね。
利用されたもの同士。
小室哲哉は骨までしゃぶられ、あげくの果てに詐欺師にまでさせられたが、堀江元社長はまだ逮捕されたとはいえ、運があった。
それは裏社会の描いた絵図としては、まだライブドアに武富士を買収させてとかシナリオが続いていたが、その途中で逮捕されたため資産が残った。

おそらく堀江元社長は自分の会社を大きくするために、裏社会のこういう人らも利用してるつもりだったのかもしれないが、結果的にはやはり利用されていただけだったということ。

堀江貴文氏というと現在、宇宙ビジネスに力を入れてるようだが、彼と宇宙ビジネス構想を掲げていたアストロリサーチ社という会社があったが、この会社未公開株詐欺で未公開株が売られていた企業の一つ。
そして、この会社、後に破産。
あいかわらず、彼の周辺には怪しげな人たちがウロウロしてるんでしょうね。


ちなみに、この増資マフィア・ワシントングループの代表である河野博晶は後にユニオン・ホールディングスに絡む株価操縦容疑で逮捕されてる。 実はこの容疑も小室哲哉の詐欺事件を捜査してる過程で浮かび上がってきたものなんですね。