試験監督というお仕事 | ふじくまさんのブログ

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あぜ道・けもの道は歩いても人の道は踏み外すな!

試験監督と一口に言っても、各種資格試験、語学等の検定試験、入学試験や模擬試験等々。
いろいろあるわけですが、私は一通りやってみた。
また試験監督と言っても主任監督と補佐または補助監督というのがある。
主任監督は、自分が担当する教室の責任を持って監督、運営する立場。
補助は文字通り主任監督の補助。

試験監督のお仕事を簡単に書けば、時間通りに初めて時間通りに終わらせる。
そして受験者の解答用紙を全て回収する。
それと、受験者に不正行為を行わせないということ。

それを、主任と補助監督とで滞りなく行えばいいだけ。
ただ主任監督は大きな仕事が一つある。
それは教室の前で、その教室の受験者に対して、その試験に対する諸注意等を話すということ。
大勢の人の前に立って話すのが緊張して出来ないという人は主任はきびしいかも。
補佐は話す必要なく、問題用紙や解答用紙を配ったり、試験中の巡回がメイン。

話すといっても、マニュアルという名の台本があって、そこに主任監督が言わなくてはいけないセリフが書いてあるわけですね。
それを時間通りに読んでいけばいいだけ。
もちろん、マニュアルには主任が話すセリフだけではなく、その日の試験のタイムスケジュールや、こういう時どう対応したらいいのかというQ&Aなんかも当然載ってる

別にアナウンサーや俳優さんでは無いわけだから、噛んでもいいし、訛っていてもいいし、棒読みしたっていいわけですよ。
受験者に聞こえる声を出してれば。

主任監督とかは元学校の先生とか元塾の先生とかやればいいかもね。慣れてるだろうし。もしくは人前で話すような仕事をしてる人とかね。ただ話す時間より黙ってなくてはいけない時間の方がはるかに長いですけどねw

この仕事をやってみて思ったのは学校の先生も試験期間中は嫌いだったろうなということ。授業やってる方が絶対いいだろうなと。
何故なら、試験中は、ものすごく暇。
いったん試験が始まってしまえば終わるまで暇。
ただ、受験生が試験をしてる様子を見てるだけの時間。


ということで今週もまた自宅にマニュアルが届いてる