こんにちは!
今日は6月7日、明野はここ数日、雲の多いちょっと蒸し暑い、梅雨に入ったような陽気が続いています。
我が家の南西側の緩斜面に一面に広がる水田も田植えがほぼ完了し、風景は完全に梅雨風景に変わりました。
お久しぶりです!
前回のブログから丁度一ヶ月が経ってしまいました。
けっして忘れていた訳ではありません。
更新したい、したいと思いつつ、この一月の間、お泊まりのお客様のおもてなしの合間を縫って、何かとやること!?
・・・陶芸部の釜入れから素焼き、釉掛け、本焼きと続いて、その合間には我が家のガーデンを使って絵画部の写生会やら陶芸部のBBQなど・・・次から次と重なって、ゆっくりPCに向かっていられる時間が無くて、今になってしまいました。
今日もガーデニングにはもってこいの陽気なのですが、昨日、遅くなってしまって気を揉んでいたダリアの球根の植え付けも完了し、やっと少し気を抜ける時間が出来、身体を休める時間も必要と、朝からPCに向かってこれを書いています。
今回は、この一月の間に我が家のガーデンで咲いたバラや初夏の花々の紹介をしたいと思います。
花の開花が近年早まっていることは何度か書いたように思いますが、今年は特に早くなったように感じます。
今回我が家ハーミテージ・ウィステリア(藤の木庵)のガーデンに咲く5月の花を紹介すると書きましたが、いつもであれば5月に咲くべき花がすでに4月に咲いてしまっているのですから・・・
我が家のガーデンに咲く藤の花や、ハナスオウ、ヤマツツジなど、ここに紹介した写真は4月25日から28日に撮影した物なのです。
ガーデンの一隅で満開に咲く藤の花
デッキから南アルプスの山並みを望みながら咲くハナスオウの花(右脇)
・・・デッキのコンテナでビオラが、ガーデンでは藤が満開です!
メインガーデンの西側斜面に自生し、満開に咲くオレンジ色のヤマツツジの花
藤の花、私たちが子供の頃、藤は5月の終わりから6月始め頃に満開に咲いていた記憶があります。ハナスオウやヤマツツジもそうです。5月になってから満開に咲く花だった様に記憶しています。
それもここは山梨でも更に高地、藤沢の海に近い場所とは標高600mほども違うのにですよ!
チューリップなど春の球根植物も今年は早くて開花期間も短かくて少しがっかりしました。
4月19日撮影 すでに満開状態です。
16年前、私たちがここ、明野に移住した頃は5月連休の頃満開だったように記憶していますが、この十数年で徐々に早まって、今年は4月中旬頃に満開になって、連休を迎える頃には殆どの花が終わってしまうまでに早まってしまいました。
バラなど、他の花々も同様です。
初夏に咲く花たち、シャクヤクや西洋オダマキももう終わってしまいました。
つるバラ・アンジェラなどとともに咲く純白のシャクヤク
門柱脇花壇やアトリエガーデンのあちらこちらで、ブルーや白、ピンク、八重咲き、一重咲きと、様々な色合いや風合いで咲き競う西洋オダマキの花々・・・
・・・5月の10日前後、盛んに咲き競っていました。
バラも開花が早まって、以前7月に入ってから満開を迎えていたつるバラ・ウォーターフォールもすでに開花が始まっているのです。
前回のブログでも紹介しましたが、アンジェラや玄関前の鉢植えのサハラ’98から咲き始めて、次々に開花し、5月の中旬頃、最盛期を迎えました。
リビングの窓辺近くのラティスに絡まって咲く、つるバラ・赤不二・・・
深紅のつるバラ・赤不二・・・深紅のダブリンベイやアンクルウォルターとその深紅さを競っています。
香りで競うバラたちも次々に開花!
門柱の脇で、香しい香りを放ち、ピンクの大輪を沢山開花させているのは、名に恥じない均整の取れた容姿と香りを放つ、パヒュームドレス・・・
バラの標本のような美しい色合いと香りと容姿を持つバラです!
鉢植えのバラたちも順に開花し、香りを放っています。
マウントシャスター・・・シャスター山の白雪を形容した純白のHT
つるバラ・ポルカ・・・アプリコットカラーの大輪種
デスデモーナ・・・白から極薄ピンクの花色で高貴な香りを持っています。
ポンパドール・・・香りが強く、ポンパドールピンクのカップ咲きからロゼット咲きに変化
プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ
少々長い名称です。香りが素晴らしく、名前の通り上品なパステルピンクがかった花色で、1本仕立てにすると花茎10センチ以上の素晴らしい花を咲かせます。
そして今年5月、一番玄関前を賑わしてくれたのがこのバラ!
昨年初めて咲いてくれた、挿し木で増やしたバラ・・・このばらです!
花茎10センチ以上にもなる大輪の花を開きます。
始めて紹介したとき、名称が分からないから我が家ではスカーレットと称していると紹介したバラです。
ところが「もしや!?」と思い、
「スカーレット」で検索したところ、全く同じようなバラが現れたのです!
大輪で、蛍光色のような浮き上がるような赤い色を放つバラ・・・
我が家のバラそのものだったのです。
今後も堂々と「スカーレット」と、呼ばせて頂きます。
住人が去って、朽ちて崩れかかった廃屋の庭で寂しく生きながらえていたバラ・・・
朽ちる運命にあったバラのシュートを二本頂いて挿し穂にして挿し木して、幸運にも20本以上もの苗木となり、鉢で育てたバラが、今年は去年以上に沢山の蕾をつけ、元気に花開いてくれたのです。
先日、二鉢をアトリエガーデンに作った花壇に移植しました。
大きく育って沢山の蕾をつけ、咲き競ってほしいものです。
春先に芽生えた芽の先端に付けた蕾は既に咲き終えましたが、次に芽生えた芽の先には新しい蕾を付けています。
四季咲き系なので、これから秋まで次々に咲き続けるでしょう。
バラ以外の初夏の花たちも沢山咲きました。
今も咲き続けていますよ!
今日現在までの花たちを紹介しましょう!
玄関前の花壇、昨年11月に伐採したヒメシャラが植わっていた花壇には今年沢山の花が咲きました。
日当たりが良くなって、レースフラワー、ひなげし(ポピー)、アグロステンマなどの草花、そして日差しを得たシャクナゲも元気に花を咲かせて、アーチやラティスではつるバラのバロン・ジロー・ド・ランや赤不二、ピンクサマースノー、アズミノ達がこぼれんばかりに咲き競っています。
門柱から玄関前の様子・・・アーチには満開に咲くアズミノ、手前門柱のアーチには今年植えたつるバラ・トレジャー・トロープが咲いています。
門柱アーチに絡まって咲くつるバラ・トレジャー・トロープ
・・・昨年購入し、鉢で育て、今年移植した株で、来年を期待しています。
玄関前の様子・・・ラティスのアンジェラ、手前のバラは香りの素晴らしいつるバラ・バロン・ジロー・ド・ラン
お客様の駐車場から玄関までのアプローチに掛るアーチも花盛り!
手前のアーチにはピンク・サマースノー、奥のアーチにはアズミノが・・・
アーチの左脇の花壇にはレースフラワー、ポピー、アグロステンマ、ビロード草が咲き競っています。
花壇の中で元気に咲き誇る西洋シャクナゲの花
お客様駐車場からメインガーデンへの入り口に掛るパーゴラに絡まるニュードンが枝も折れんばかりにピンクの花を沢山咲き誇っています。
たわわに咲き誇るつるバラ・ニュードーンの花
メインガーデンに入るとバラと競うようにカルミアやカンパニュラ・ラプンクロイデス、フランス菊、ジャーマンアイリスなどが所狭しと咲き競っています。
アメリカシャクナゲとも呼ばれるカルミアの木と花
金平糖のような可愛い花を付けるカルミア
紫色の釣り鐘状の花を沢山付けるカンパニュラ・ラプンクロイデス
パーゴラ脇の花壇で咲くレースフラワーとカンパニュラ・パーシフォリア、アグロステンマの花たち
シャスターデージーの元となったフランス菊
紫と白い花弁を持つジャーマンアイリス(花色は多種多様)
・・・混じって咲く白い小さな花はアリウム
メインガーデンンからは5月の晴れた日にはの南アルプスの峰がくっきりと見渡せるんですよ!
アサヨ峰(右)と甲斐駒ヶ岳(左)の峰 5月14日撮影
そしてメインガーデンからアトリエガーデンに移ると、アーチやラティスに絡まって咲き誇るつるバラや初夏の花たちが咲き誇っていますよ!
手前のピンクの花はハエトリソウ、ラティスに絡むのはニュードーン、奥のパーゴラには赤不二やピンクのミスター・エムが咲き競っています。
花壇に咲き誇るチドリソウの群落、その中で咲くピンクのバラはレオナルド・ダビンチ
方向を変えて、ニュードーンのピンクの花、左脇の朱の花はポピー、中央の赤い花は
アキレア(ノコギリソウ)の花、キャットミントの薄紫色の花も咲いていますよ。
左のピンクの花はニュードン、右側のピンクのつるバラは、タマカズラ、赤い花はダブリンベイ
隣の山林との境のラティスに絡むアンジェラの花
左はピンク・サマースノー、右の白い花はレースフラワー、ピンクのハエトリソウ、フランス菊、等々・・・
アトリエ前のパーゴラに絡むピンク・サマースノーとミスター・エム
( ※ミスター・エムは我が家だけの名称です。)
しっかり紹介してきましたが、疲れましたか?
私も書き疲れました!
まだまだこれから夏に向けて咲く花は沢山あります。
今回はこの辺で止めておこうと思います。
「花便り」以外にも書きたい種が沢山あります。
又時間が作れたら書きたいと思います。
今月19日、陶芸部の窯出しがあります。
面白い作品が出来たら紹介したいと思います。
では、今日はこの辺で、
次回、
お楽しみに!!