またまた前回の続きです。

ハーミテージ に咲く初夏の花たちを紹介します! ヽ(゚◇゚ )ノ




今日は6月19日、前回の報告から2週間が過ぎ、ハーミテージ のガーデンも初夏から盛夏へと変わりつつあります。


この2週間の間にガーデンを賑わした花たちを紹介しましょう!



   


       それでは、マイガーデンにご案内しましょう・・・!


             



まず最初にバラ

バラももう最盛期を終わろうとしています。


前回紹介したアズミノはすっかり花びらを落とし、アンクルウォルターも盛りを過ぎましたが、他のバラたちがその後も次々と花を咲かせてくれました。


     



玄関脇のトレリスに絡まって咲いているのは、ツルバラのアンジェラ


昨年初夏、明野のハイジの村 で開催されたバラの剪定講習会に参加した際、苗木で頂いたものです。

昨年定植してから伸びた枝に今年初めて沢山の花を咲かせてくれました。


来シーズンは屋根まで届いて咲いてくれるかな・・・! 



 

     

そして写真の中で、バイオリンを奏でる天使の前で咲いているのは、昨年初夏、秩父の個人宅のオープンガーデンで、挿し木株の苗でいただいたバラで、今年初めて花を付けました。

残念ですが、名前は分かりません。

挿し木株は接ぎ木株に比べて樹勢が弱いと言われますが、とても元気の良い株で、地植えしたものは、既に元気なシュートを伸ばしつつあります。




    



       

玄関前テラスのコンテナで咲く花たち。一年越しのサフィニアや昨年購入して大きく成長したゼラニューム




ガレージへのアプローチ脇に自作したトレリスに絡ませた赤いツルバラ

藤沢から運んだ株で、名前は分かりませんが、ごく普通に見かける中輪咲きのバラです。

元々は妻の実家から妻と一緒に我が家に嫁いできたものです。


我が家の歴史を最初からずっと見つめてきてくれた最愛のバラです!!


               

   



同じトレリスの前、ピンクと白の芍薬の上部にひとまわり大きく3輪咲いている朱色のバラがサマンサ

これも藤沢から運んだ株です。

藤沢時代は元気が無くて小さな株でしたが、明野に来て元気が出てきたようです。

元気なシュートが出てきて、これから楽しみです。


         




昨年初夏にハイジの村 で購入したツルバラ、ピエール・ド・ロンサール

近年もっとも人気の高い、殿堂入りしたバラとして有名なバラです。

アーチを囲ってくれる日が楽しみ・・・


        



     

  


   

コナラの木の下に置かれたベンチから眺めた芝庭のあるメインガーデンです。

それでは花壇の中に咲くバラたちを紹介します。

                       

    



これも藤沢から運んだ名前の分からないバラ。

以前、御坂の桃祭りでいただいたバラで、ピンクの剣弁咲きの美しいバラです。

これも藤沢では元気がなかったのですが、やっと自分の居場所を探し当てたように元気が出てきたところです。


       


                        




             前回もご紹介したサラバンド


             




これも藤沢から運んだ、ハイブリッド系のマウントシャスター

花色はかすかにクリーム色を帯びた白色で、花の形も柔らかく、香りがすがすがしくて、清楚で気品に満ち、完全に開ききる直前がもっとも美しいです。





これもハイブリッド系の大輪で、香りの優しいバラです。名前は残念ながら分かりません。

藤沢に古くからあった株で、当初はハイブリッド系のピースとばかり思っていました。

花弁の色合いがちょっとピースよりクリームがかった色をしています。

最近少し元気が無く、株が弱りつつあるのが心配です。


       




ジョセフガイ 

今春購入したバラ。初めての開花。これからが楽しみです。


  



バラ以外の花たちも紹介しましょう!


ハーミテージの庭にはカンパニュラの仲間が数種類咲きますが、その中で今年もっとも盛んに咲き誇っているのがカンパニュラ・メディウム、和名は風鈴草。なんとも可愛い名前ですね。


これは2年草で、一昨年の秋に種を蒔き、今年やっと花を咲かせてくれました。

種を蒔いて、沢山苗が育って、いたるところに植え込んだので、今まさに庭中咲き誇っています。


紫色を中心に、薄紫、ピンク、薄ピンク、白と、花の色も様々です。


       


   


     風鈴草という名前は、花の形が夏祭りの縁日で見かけるビードロの風鈴を連想するからでしょうね。


                  



次は、カンパニュラ・ラプンクロイデス

山野に咲く、シャジンソバナに似た花で、一本の軸に無数の花を付け、大株になると見事です。

藤沢在住時代は鉢に植えてあったので、小さな株でしたが、明野に来て、ガーデンに定植したところ、こんなに見事な株に育ちました。

今年は脇芽を数株鉢取りし、株を増やそうと考えています。株立ちもしっかりしていて、ナチュラル庭園の主役級の花です。


 



カンパニュラの仲間は、他に前回報告したパーシフォリアの他、桔梗、ホタルブクロ(カンパニュラ・プンクタータ)、ベルフラワー等、数種の花が庭を賑わしてくれます。


カンパニュラの花々は、何か優しさと郷愁を感じさせてくれる私の好きな花の一つです。



次は、ポピー


朝日を浴びて蕾を開きます。


日に透かして見た花びらは、まるで薄紙細工の様です!


一年草のシャーレーポピー。去年のこぼれ種から萌芽して咲いた花です。

赤が強いらしく、殆どが赤花ですが、中にはこのような優しい色の花が混じって咲いています。


    



次は、前回も紹介した宿根性のオリエンタルポピー

蕾もシャーレーよりひとまわり大きく、大輪で、太陽に透かした朱の色が鮮やかで見事!


   



次は、アグロステンマ

和名、麦撫子とも呼ばれ、ヨーロッパの農村地帯ではワイルドフラワーとして何処でも見られる花のようです。

風にそよぐ様は、秋のコスモスのようで、気持ちを和ませてくれる花です。


                



次はスイセンノウ

イングリッシュ庭園など、ナチュラル庭園では普通に見られる花と言うか、庭園を形作る代表的な花。

全体が白い毛で覆われ、ビロードの様な感触から、ビロード草とかフランネル草とも呼ばれています。

花びらもベルベットのような光沢があって美しく、私は、名前の由来は花から来ているではとさえ思っています。


     後方はシャスターデージー


ガーデンを賑わす花たちは他にも沢山名前を上げることが出来ますが、きりがないのでこの辺で一休みしましょう!


今度、夏の花たちを紹介する時までしばらくおやすみです。


再見!!


アジサイは、低地では花盛りでしょうが、こちらでは小さな蕾がやっと姿を見せ始めたところです。


オオテマリのような真っ白なアジサイ、大きく開いた花火がもう一度小さく花を開く花火を連想させるスミダノハナビ、他数種のアジサイがこれから花を咲かせようとしています。

カシワバアジサイもやっとガクが白くなり始めたところです。


アーティチョークも2メートルほどの背丈になり、蕾を膨らましつつあります。


ヒメヒマワリルドベキアももうすぐです。


これから夏の花たちの季節到来です。


ではまた!  おたのしみに・・・!! (*^ー^)ノ