今回は少し長いですがどうぞおつきあいくださいませ
新丸ビルで開催されたパソナテックのセミナー「WOMAN*ITフォーラム 」に行ってきました。
(昨年を振り返ってみても、2月は全体的にセミナー開催が多いように思います)
「欲張りなキャリアのススメ」をテーマに、
①NTTデータでテレワーク(在宅勤務)の制度を構築された北村様による講演
②トレンダーズ経沢様 の仕切りで、IT業界で活躍中の女性4名のパネルディスカッション
③パソナテック鈴木様の講演
の3本立てでたっぷり3時間半の濃~いセミナーでした。
心に残った言葉は・・・
・女性にとってキャリアは与えられるものではなく築くもの
・生活者としての視点で「こういうものがあったらいいな」と思うことを形にすること、また、それが社会に貢献できることなどが「やりがい」の要素のひとつとなっている
・転職でキャリアアップするなら、それまでやってきたことを生かす方がいい。 それは、同じ職種という狭義ではなく、挙げた成果や身につけたことをひとつの切り口として別の場所で生かす、という意味で。
・転職を考えていなくとも、定期的にキャリアの棚卸をして今の自分に付加した方がいいスキルを知っておくと、次に取り組むべきことや求められることが客観的に分かる
それから、「ワークライフバランス」という言葉が流行っていますが、それに関して、
・時空を超えてネットやメールなど、いつでもどこでも仕事ができてしまうので、だからこそ、自分で自分のバランスを見極めて線引きをすることがポイント
・ワークライフバランスとは、「家庭と仕事」の2面だけではなくて、広い意味で人生全体をどうしていくかを考えて自分の望むバランスを作っていくこと
などなど、目から鱗のお話が次々と展開されていきました。
特に最後の項、ワークライフバランスは単純に家庭と仕事だけの意味ではないのだから、私のような独身者も考えて然るべきことなのだと、改めて気づきました。
ワークライフバランスのロールモデルとなっているのが、家庭と子供がありながらもキャリアを構築していらっしゃる方々が多いので、いつの間にかどこか他人事のような感覚になっていたように思います。
と、考えると、
バイヤーの仕事を通してキャリアを形成したい私のワークライフバランスは?
プライベートで、お店に行っていろんなモノを見て知ることが好きで、映画や美術など美しいものに触れることに喜びを感じ、おいしいものやお酒や旅行を楽しむのが好きで、人と交流する時間も家でひとりで過ごす時間も充実させたい。
そして、そのすべての感覚が、バイヤーという仕事をする上でのクリエイティビティとして発揮できる。
仕事とプライベートを無理に分けて考える必要がなく、むしろ、プライベートを上手に過ごして充実させることが、そのまま仕事に生かされるのです。
なんと恵まれた環境、私はなんとラッキーなのでしょう
あぁ、だから私は「バイヤーが天職」と感じるんだ
と合点がいき、帰りの電車の中でひとり、こっくりとうなずいたのでした(笑)
今日は経沢さんとすごく近い席だったので、その美しさと見事な仕切りっぷりに酔いしれました
最高ランキング3位まで行きました