「確認しに来たの…」と、その人は言った。 | 不汁無知ル的空ノ下ニ

不汁無知ル的空ノ下ニ

こちらは、サックス&歌の渦ヨーコ、チェロ弾き高田盛輔によるユニット「不汁無知ル(ふじるむぢる)」の頁です。この世の果てでラブソングを・・・。                 やればやるほど救われない 不条理世界を歌にして そっとアナタにお届けします…。

またしても遅くなりましたが、御礼とLIVE後期を書きたいと思います。 

先日の下井草ビリーズバーでのLIVEにお越し下さいました皆様、有り難うこざいました! 
懐かしい仲間との再会もあり嬉しい夜でした。

ビリーズバーさんでは、初めての演奏でしたが、気持ち好くやらせて頂きました。
店主のビリーさん、お世話になりました! 

この日は、愚弁さんとご一緒させて頂きました。
嬉しいご縁が重なり、今年はなんと三度目!
とても光栄であり、またまた緊張のステージでした! 

愚弁さんは何度観ても、圧倒されます。
凝視した目が見開いたまま張り付いてしまうほどです…。
「ナンナノダコレハ…」
いつも心の中でそう呟いていたのかもしれないな。

この日、観に来られていた女性シンガーの方は、愚弁のことを「確認しに来た」と仰っていました。
「なるほどー!」と膝ポンでした。うまいこと言うなあ!と。

谷口さんと狩俣さんのステージに「祈り」に似たものを感じるのですが、不汁無知ルにも「祈り」を意識した曲があります。
ならば是非この日にやってみたい!と思い、不汁無知ル初期の頃からやっている「空(くう)」という曲を演奏させて頂きました。
もともとは渦が若い頃にギターの弾き語りで作った曲なのですが、チェロ高田盛輔のアレンジのおかげで、時間と空間の広がりが感じられる曲に仕上がっています。

モリスケ氏は映像的なアレンジが得意分野なのですよ♪


「空」はずっとソプラノサックスでやっていた曲で、アルトサックスに持ち替えての苦戦もありました。これはもう精進するしかありません…。
課題は残りましたが、この日のLIVEでやれて良かったと思います。

いろんな事がひっくり返ってしまったこのコロナ禍を経験し、つくづく思うことはご縁の有り難さです。
素晴らしい表現者の方々とご一緒できる幸せ、世界観を共有して下さるお客様方、そんな場を提供して下さる懐深きお店、スタッフの皆様、すべてが奇跡の様です。

また次のLIVEも大事に演奏したいと思います。

皆様、有り難うございました。