解法の選択。(1アマ・その5) | ふじもっちわんこの勉強と鉄道の日記

解法の選択。(1アマ・その5)

 こんにちわ!

 

 今日は直流回路のところでした。

 キルヒホッフの法則、ミルマンの定理、テブナンの定理・・・重ね合わせの理・・・。

 いろいろいろなやり方があります。

 ミルマンの定理とテブナンの定理を知る前は、下記の写真のような問題は、キルヒホッフの閉路電流法ばかりでやっていました。

 

 下の問題の場合、ブリッジ回路の平衡条件というものを、普通は第一に見ると思うのですが、ずっと不平衡のブリッジ回路ばかり、電験2種で何年もやっておりましたので、いきなりキルヒホッフの閉路電流法で解こうと思いました。

 式を立てるんですが、数字は大きいし、式もたくさんあるしで、手計算では時間が掛かって仕方がないと思い、断念。(多分、電卓ありだったら、そのままやっていたと思います)

 そうや! 真ん中の36(Ω)の抵抗を外して、テブナンの定理・・・。

 で、開放部分の電圧を見たら、0V・・・。

 あれ! この時点で回路が平衡していることに気付きました。←この時点で10分くらい経過していた。

 

 最初の段階で、ブリッジ回路が平衡しているのに気付いたら、解法に1分も掛からないものであります。

 

 下の問題はミルマンの定理ですぐに解けます。

 電験3種のこれだけ理論にはミルマンの定理が載っていません。

 工業高校時代も、ミルマンの定理を教わった記憶がなく、ずっとキルヒホッフの閉路電流法ばかりでやっていた記憶があります。

 

 ネットや動画を配信している方を見ますと、”これで解くのが一番早い”という解法をきちっと選択し、最短の時間で解いておられます。

 瞬時に答えまでの経路が見えているんだろうなあと思います。

 そういうのを見ますと、まだまだ先が長そうです。

 

 恥さらし記事が今後もしばらく続くと思いますがよろしくお願いいたします。