今日、お散歩していたら、小さな田んぼに稲を植えているおじいさんを見かける。機械を使って田植えするのではなく、手作業でやっている。
これを見て、ピンとくる。
「商売でやっているのではなく、ほぼ趣味でやっているのだろう」
とね。
しかしながら、そうはいっても、その田んぼや畑を家庭菜園などと称するには、そこそこの規模がある。400平米くらいはありそうだ。つまり、確実に農家さんであったのは間違いない。そして、今はその規模を縮小してやっている、という感じがする。
年を取ったからといって、完全に引退して家の中に引きこもるのではなく、手作業で稲を植えるくらいの田んぼ仕事を残しているように思われる。
きっと、健康維持のために体を動かしているのだろう。
老人になると家の中に引きこもりがちになって、何もしなくなる。うちの近所の老人たちは、そんな人ばかりだ。これがよくない。あっという間に老け込んで健康を害する。早死にする。
このおじいさんのように、毎日、お天道様のもとで、額に汗して働いた方がいい。そして、その田んぼで取れたお米や、畑で作った野菜を食べた方がいい。
以上は全て、私の勝手な想像だが、今どき、手作業で稲を植えているとあっては、多分、そんなところだろうと思う。
「なるほど」
と、そのおじいさんの姿を見て、感心したんだよね。