『信長の野望』で弱小大名を選んで天下統一した人は人生を失敗する | キジバトのさえずり(鳩に執着する男の語り)

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 『信長の野望』というゲームが好きで、子供の頃によくやった。

 『信長の野望・全国版』では、蝦夷の蠣崎(かきざき)という弱小大名を選んで天下統一を成し遂げる。ほかにも、『信長の野望・戦国群雄伝』では、飛騨の姉小路(あねこうじ)という弱小大名を選んで天下統一を成し遂げる。

 普通に、織田信長や武田信玄なんぞを選んでプレイするのではなく、あえて弱小大名を選んで挑戦する。その姿勢は素晴らしいが、これが実生活では大失敗する要因になる。

 ゲームの世界でそういう変わった行動を取っても支障はないが、実生活において、みんなと違うことをしようとすると、高確率で的を外す。かえって、人生が遠回りになる。

 例えば、

「俺はあえて就職しないで、夢をかなえるためにバイト生活をしているんだ」

 などと、変な理屈を述べて自分を正当化する。

 もちろん、あなたに才能があれば、みんなと違った行動を取ることによって、あなたは魅力を増し、その実力によって他を圧倒するだろう。

 しかしね、大抵の人間は、ただの雑魚であって、どうしようもない。そんな雑魚が変わった行動を取ったところで結果が出るものではない。むしろ、その突飛な行動によって自分の首を絞める。普通に努力して頑張るより、人生が相当、難しくなる。

 まずは自分の無能に正面から向き合って、変わった行動は取らない方がいい。

 そっちの方が成功する。

 

*余談だが、自己投資という言葉に疑問を覚える。雑魚が自分に投資したところで結果なんぞ出るわけがない。投資先を間違っている。100円から投資信託を買えるのだから、そっちに投資した方がいい。もっと自分を疑え。君には何もない。