テレビ番組の劣化&高齢化がすさまじい | キジバトのさえずり(鳩に執着する男の語り)

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 昨日、録画していたニュース番組を見ようと思って23:00台にテレビをつけたら、偶然、お笑いコンビ「ダウンタウン」の番組がチラッと映る。その出演者たちが並んでいる絵面を見て「えっ!」と思う。お笑い芸人が50代か60代だった。年を取っているので、だらしなく太っている人もいる。全員、その顔に刻まれたシワが深い。ほとんど、高齢者向けの番組「笑点」に近い。出演者も視聴者も中高年以上、という感じだ。しかも、落語家たちが出演している「笑点」のような品格や気品は全くない。2、30年前の若者番組の粗暴なノリだけが維持されていて、当時から出演しているお笑い芸人たちが単にその分だけ年を食っているだけだ。腐臭と言ったら言い過ぎかもしれないが、そんな臭気が全体的に漂っていた。「旬の過ぎたこんな退屈な番組、一体、誰が見るのだろう?」と率直に思った。

 私は基本、ニュースとアニメしかテレビを見ない(録画)。だから、現在のテレビがどうなっているのか、ほぼ分からない。そうした中、チラッと数分、お笑い番組を目にして、現在のテレビのヤバさを体感する。完全に泥船であって、仮に私がテレビ業界の人間だったら、すでに脱出していると思う(専門性に特化したYouTubeをやるかな)

 

*実際問題、テレビはほとんど見ないが、YouTubeは毎日見ている。私以外にも今はそういう人が多いだろう。