「株で勝てる人は全体のわずか10％」という、うそか本当か分からない格言がある（私は全く信じていないが）。その真実はさておき、これをもって、株なんぞやったら失敗するぞ、と早とちりする人がいる。
でもね、その考え方は、最初から負けている。人間が10人いたら、ほかの9人より賢く立ち回れば株で勝てるわけだよね。なかなかの確率で勝てるゲームのように思えてならない。
全体の上位10％に食い込むのって、そんなに難しくない。学力で例えたら、偏差値63くらいのイメージだよ。その辺りの層が学力の上位10％に相当する。
もちろん、学業と株式投資は全くの別物だし、その努力の方向性も異なる。しかし、その程度の上位に食い込むのは、天才でもなければ秀才でもない。ただの一般人だ。
つまり、普通の人が普通に努力した程度で勝てるゲームなんだよ。
頭がさえていて判断力のある人は、株式投資をやった方がよい。
＊繰り返して言うが、上記の格言を私は全く信じていない。あえて、この格言を信じたら……という遊び感覚で話をしている。