映画『征戦愛馬譜 暁に祈る』の視聴メモ | キジバトのさえずり(鳩に執着する男の語り)

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・行軍のシーン

 兵隊が右肩に担っている小銃を、左肩に担い直す。両肩を交互に使って、肩の痛みなどを軽減しているのだろう。


・疲れ果てている兵隊

 夜を徹して歩き続けたのであろう。兵隊が疲れた顔をして行軍する。


・小休止の号令がかかる(行軍)

 「止まれー! 5分間の休憩ー!」
 一斉に地面に横たわる兵隊たち。すぐに眠りこける。


・出発の号令がかかる

 「しゅっぱーつ! しゅっぱーつ! しゅっぱーつ!」
 皆が疲れた体を起こす。しかし、ある1人の兵隊が、あまりにもくたびれているために起き上がることができない。眠くてしょうがないようだ。
 仲間の兵隊が「出発だぞ」と、彼に声をかける。


・軍馬の徴発

 軍馬徴発所に、それぞれの飼い主が馬を連れて集まってくる。


・「まつだぶたいほんぶ」という、ひらがなで記した看板が出てくる。


・昭5式と98式の軍服が混在している(それぞれがまちまちの軍服を着ている)
 軍服の服制改正によって生じた、過渡期の雰囲気が画面から伝わってくる。


・命令のシーン

指揮官
「冬木軍曹は部下分隊を指揮し、斥候となり、まず松田部隊との連絡を確保するとともに該方面の敵情を偵察せよ。直ちに出発」

冬木軍曹
「復唱、冬木軍曹は部下分隊を指揮し、斥候となり、松田部隊との連絡を確保するとともに該方面の敵情を偵察します」


・軍馬・太郎号が伝令文を持ち帰るシーン

 首にけがをしている太郎号に兵隊が声をかける。
「殊勲甲だぞ」