2021年2月に開催された第40回カズデミー賞の結果を発表します。
カズデミー賞とは、私が独断と偏見で選んだ6作品が、各部門賞を争うという歴史と伝統なき映画祭のことです。
それでは今回のノミネート作品をご紹介します。
①「アバウトタイム」
監督リチャード・カーティス(「ノッティングヒルの恋人」脚本)ならではのコミカルでハートウォーミングな人生賛歌。
主演/ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス、ビル・ナイ、リンゼイ・ダンカン
②「ハッピーエンド」
腹の中を見せない家族に終始漂う不穏な空気。ミヒャエル・ハケネ監督゛らしさ゛が発揮された問題作。
主演/イザベル・ユペール、ジャン=ルイ・トランティニャン(懐かしい!)
③「マイ・プレシャス・リスト」
悩みっぱなしのヒロインが、セラピストから渡された「幸せになるためのリスト」をもとに一歩踏み出す姿が描かれる。
④「しあわせの絵の具」
カナダを代表する女性画家モード・ルイスとその夫の半生を綴るドラマ。
主演/サリー・ホーキンス、イーサン・ホーク
オススメです!
⑤「オデッセイ」
たったひとり火星に残された宇宙飛行士が決死の生還劇を展開
監督/リドリー・スコット「エイリアン」「グラディエーター」
主演/マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン
⑥「サンドラの週末」
解雇を逃れようと同僚を説得して回る女性労働者の運命を描く社会劇
監督/ダルデンヌ兄弟
主演/マリオン・コティヤール、オリヴィエ・グルメ
それでは各賞の発表です
◎作品賞 「幸せの絵の具」
2016年/カナダ/伝記ドラマ/115分/U-NEXTで視聴
カナダの田舎町を舞台にした、文句なしの佳作である。
無学で荒くれ物の夫エベレット(イーサン・ホーク演)、リウマチを病みながら絵筆を持ち続ける妻モード(サリー・ホーキンス演)。二人の日常がひとつひとつ胸に突き刺さる。エンドロールが涙ににじむころ、私は画面に向かい惜しみない拍手を送っていたのである。
◎脚本賞
「しあわせの絵の具」
◎撮影賞
「しあわせの絵の具」
◎監督賞
アシュリング・ウォルシュ「しあわせの絵の具」
◎主演男優賞
イーサン・ホーク 「しあわせの絵の具」
◎主演女優賞
サリー・ホーキンス 「しあわせの絵の具」
◎助演男優賞
ビル・ナイ 「アバウトタイム」
◎助演女優賞
リンゼイ・ダンカン 「アバウトタイム」
それでは次回をお楽しみに。
今日のつぶやき
関係各位にはそろそろ案内状を発送します
ノエルのつぶやき
式典に備えて衣装も準備したじょ
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