これまで勤めてきた葬儀の事例です
アルテ宮崎駅東で営まれた90代男性の葬儀/神式
🕊追悼の辞
本日ここに私たちは一人の偉大な医師、教育者、そして人としてのご生涯を全うされた先生を偲び、深い哀悼の意を表します。
先生は戦火の時代にあっては学徒動員として出征され、青春の多くをお国のために捧げられました。
その後、熊本大学医学部をご卒業され、医師としての道に進みました。大学病院での臨床に携わる傍ら、ハーバード大学への留学を果たされ、世界に通じる医学の知見を深められました。
その後、医科大学の教授として、数え切れないほどの学生たちに医学の真髄を伝え、90歳を迎えるまで現役として診療と教育に尽力されました。
また名誉教授としてもなお、後進の指導に情熱を注がれ、その姿勢は多くの人々の心に深く刻まれています。
祭壇に飾られた叙勲は先生の功績を物語るものですが、何よりも私たちの記憶に残るのは、患者に寄り添う温かな眼差し、学生に向ける厳しくも愛情あふれるお言葉、そして医学への尽きることのない探究心です。
先生のご生涯は、まさに「人を救うことに生き、人を育てることに尽くした」ものでした。その歩みは皆様にとっての道しるべであり、誇りです。
先生、どうか安らかにお眠りください。遺された皆様は先生から受け継いだ志を胸に、これからも歩み続けます。
心より感謝と敬意を込めて。
葬儀豆知識
葬儀にまつわる「常識」とされていることの中には、実は誤解や迷信、地域限定の風習が一般常識のように信じられているケースが多くあります。以下によくある「間違った常識」をご紹介します
🔹 通夜や葬儀には必ず黒い喪服を着なければならない
誤解の内容:黒い礼服や喪服でなければ失礼だと思われがち。
実際は:
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通夜では「略式喪服(黒以外の地味な服装)」でも可とされる。
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急な訃報では平服での参列も失礼にはあたらない。
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特に仕事場の制服やユニフォームで参列されると、「忙しいのに駆け付けた」という思いがダイレクトに伝わります。
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「通夜に喪服だと“死を予期していた”と思われる」とする地域もあります(迷信的ですが実在する考え方)。
※地域性、宗派、葬儀の規模などから一概には言えませんので、参列する場合は前もって担当する葬儀社に相談するのがよろしいかと存じます。
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