今日のつぶやき

今週も忙しい、でも頑張る!

 

 

2020年8月に開催された第17回カズデミー賞の結果をお伝えします。

 

カズデミー賞とは、私が独断と偏見で選んだ6作品が、各部門賞を争うという歴史と伝統なき映画祭のことです。

 

それでは今回のノミネート作品をご紹介します。

 

①「サウルの息子」…ユダヤ人収容所の中の物語。

収容所の中でも人種差別があったとは…闇は深いのであります…。

 

 

②「ヴィンセントが教えてくれたこと」…ベトナム戦争で武勲を建てたものの、生活に行き詰まり、今ではただの頑固おやじ。そんな不器用な男をビル・マーレイが好演しました。オススメです。

 

 

 

③「レクイエム・フォー・ドリーム」…覚せい剤におかされ、身を滅ぼしていく人々が描かれる。名匠ダーレン・アロノフスキー(「ブラック・スワン」「レスラー」等)初期の代表作。

 

 

 

④「心と体と」…不思議なことに、毎晩同じ夢を見る男女。

その後この二人が辿る運命は…。ハンガリー映画の佳作。邦題をつけるなら「鹿の夢」でしょう。オススメです。

 

 

 

⑤「パラサイト 半地下の家族」…ご存知韓国映画の金字塔。

映画の面白さがすべて詰まった快作。演出が下手だと吉本新喜劇になりかねない作品でした。オススメです。

 

 

 

⑥ダンケルク…細かいストーリーは必要ありません。

圧倒的な映像と音響をご堪能あれ。「プライベートライアン」から20年、確実に科学技術は進歩したのです。オススメです。

 

 

 

 

 

それでは各賞の発表です!

 

 

 

 

 

◎作品賞「パラサイト 半地下の家族」

 

 

 

 

ストーリーはこうです

 

 

 

貧しいがゆえ家族の絆は固い

 

 

狭いながらも楽しいわが家、戦後の日本だ。

 

 

子どもたちが富豪の屋敷に潜入

 

 

父親も続いて潜入。

 

 

コリアンドリームを夢見る家族、果たしてその結末は。

 

 

 

 

 

◎脚本賞「パラサイト 半地下の家族」

一つ間違うと喜劇になりそうなストーリーを、見事な社会風刺劇に仕上げてます。

 

 

 

 

 

◎監督賞 クリストファー・ノーラン「ダンケルク」

さすがのひとこと!

 

 

 

 

 

◎主演男優賞 ビル・マーレイ「ヴィンセントが教えてくれたこと」

こういう渋い役をやらせても一流。

 

 

 

 

 

◎主演女優賞 エレン・バースティン「レクイエム・フォー・ドリーム」

ダイエットのためヤクに溺れる母親を熱演。

「エクソシスト」の頃から輝きは変わりません。

 

 

 

 

 

助演男優賞 ケネス・ブラナー「ダンケルク」

フランス軍の中佐役を好演、これは役得でした。

 

 

 

 

 

◎助演女優賞 ナオミ・ワッツ「ヴィンセントが教えてくれたこと」

相変わらずの美貌。今回は人情味あふれる娼婦役を好演し、ヒクカー(オスカーに対抗して)を獲得。

 

 

まだご覧になってない作品がありましたら、何かの参考にしてください。

 

 

それでは次回もお楽しみに

 

 

バイバイ、バイバイ、バイビー…

 

 

ノエル「コロナの頃は、毎晩おとうたんと映画を観ていたじょ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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