ロッテの二軍本拠地・上東(サンドン)野球場で行われるロッテ×SSG戦を観に行くことに。
Google Mapによると球場は地下鉄3号線の亀浦駅からバスとあるが、そのバスが早朝にしかない。
試合は13時からなので、早朝から移動したうえ、何時間も現地で待つのはちょっと現実的ではない。
そこで今回はタクシーで行くことに。事前にカカオタクシーのアプリをダウンロードしておいた。
ホテルを10時に出発。
緑の路線・地下鉄2号線に乗り、徳川(トンチョン)駅10:40着。
Google Mapが示す亀浦駅はここで3号線に乗り換えだが、この駅には市場もスーパーもあるらしいので、徳川駅で降りた。
地下鉄に乗っていた時間も長かったし、徳川はもっと田舎かと思ったが、地上に上がると思いのほか都会だった。
駅のすぐそばには商店街があり、商店街の真ん中にはお決まりのように韓国らしい露店が並んでいる。
亀浦市場はそんな商店街から階段を下ったところにある。ラビリンス感。
結局目星をつけていたGSスーパーへ。
おにぎりからお菓子まである庶民的なスーパーで見ているだけで飽きなかった。
ここからカカオタクシーでタクシーを呼ぶ。
目的地を設定し、呼ぼうとすると「青色のタクシー」と「一般のタクシー」が現示され、アプリの薦める「青色のタクシー」を選択するが、こちらはカカオトークをダウンロードの上クレカを登録しなければいけない。
煩雑そうだったので、結局「一般のタクシー」を選択すると、3分ほどでタクシーがやってきた。
アプリには車のナンバープレートが提示されるので、それを目印にする。
11:31に出発。
運転手はアプリで行き先が分かってるので、言葉に苦労することがない。とても画期的だ。
途中少し渋滞があったが、12:06、無事サンドン野球場に着くことができた。
料金は24300ウォン。クレカが読み込んでくれず現金で払った。これは球場内のお店とかでもあることなので運転手のせいではないだろう。
乗車後、アプリから運転手を評価してくださいとのアンケートが来る。これでサービスの向上にも繋げているのだろう。運転手は問題もなく、外国人にも優しい方だったので、5つ星を付けておいた。
▽球場外観
入場は無料。中へ。
両翼97中堅120照明施設なし。
スタンドは全て背もたれ付きで屋根もあった。
これまでいくつかKBOのファーム球場を訪れてきたが、もっともいい球場ではないかと。
ただあまり傾斜が付けられていないので、前列の観客が観戦の妨げになることもある。
隣接する敷地内にはサブグラウンドと室内練習場があった。
とはいえ、選手は観客を気にすることなくそのへんをウロウロしてるので、声はかけ放題である。
多くはないが、平日の昼間にも関わらず熱心なファンも駆けつけている。
そんなファンを前に試合はほぼ時間通りに始まった。
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∇今日のスタメン
【SSG】
(右)チェ サンミン
(ニ)チェ ユビン
(遊)チェ ジュンウ
(左)リュ ヒョスン
(三)コ ミョンジョン
(一)イ ゴヨン
(捕)チョン ギョンウォン
(指)キム ゴンイ
(中)キム ジョンミン
(投)ユ ホシク
【ロッテ】
(左)キム ドンヒョク
(ニ)チョン デソン
(一)イ ジョンフン
(三)ハン ドンヒ
(捕)ソ ドンウク
(指)パク ヒョンジュン
(右)イ ジョンウ
(中)ユン スニョン
(遊)ペ ヨンビン
(投)キム ドンウ
▽試合
SSG9ー10xロッテ(上東 サンドン12:58~16:00)
SSG 200 010 105 =9
ロッテ 041 100 004x =10
ロッテ)キム ドンウ3-イ テヨン1-ユン ソンビン0.1-チョン デヒョク1.2-キム ジンウク1-キム サンス1-○キム チャンフン1
SSG)ユ ホシク4-ソ サンジュン1-リュ ヒョンゴン1-ソ ドンミン1-ク スンミン1-キム ジュハン1-●ハン ドゥソル0.2
本塁打)
ロッテ)ハン ドンヒ ソロ(3裏 ユ ホシク)
SSG)チェ ユビン 2ラン(1表 キム ドンウ)
イ フリョン 満塁(9表 キム サンス)
SSG4-6ロッテで迎えた9表、SSGはコミョンジョンが押し出しの四球を選び1点を返すと、続くイフリョンに満塁ホームランが飛び出し、一気に逆転。SSG9-6ロッテ。
これで試合を決めたかに思われたが、9裏、今度はロッテが二死満塁からキムチェミンの走者一掃となる3点タイムリーで同点に追い付くと、最後は二死3塁からチャンドゥソンがライト前にサヨナラタイムリーを放ち、劇的な勝利を飾った。
試合終了16:00。スコアボードは四球数も出る仕様だった。
帰りもカカオタクシーを呼び、今度は金海軽電鉄の終着駅である伽倻大学駅へ。
球場を16:13に出て、伽倻大学駅16:28。13,980ウォン。
こちらのほうがタクシーの料金が安かったが、軽電鉄と地下鉄に乗る時間が長く、西面駅に戻ったのは伽倻大学から1時間20分後の17:38だった。やはり2号線のどこかの駅に出たほうがいいのかも。
電車に乗り疲れたので、何かを買って帰る気力もなく、NC百貨店の地下でキンパとトッポギを食べて宿に戻った。
ここで日本語の流暢な老夫婦に出会った。
席を探していると「向こうに行けばたくさん席がありますよ」と教えてくれた。
別れ際に奥さんにもきれいな日本語で「さようなら」と挨拶された。
日本語教育を受けた世代としては若すぎる。疑問を持ったが聞くのも失礼な気がして聞きそびれてしまった。
明日はいよいよ未踏の本拠地・昌原へ行ってきます。