東風平運動公園野球場 | ふじものブログ

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久米島メモリアルカップの第一試合の観戦を終え、今度は本島に場所を移して、東風平運動公園野球場でJALウインターカップの第三試合を観ることに。飛行機を介してのハシゴ観戦は今回が初めてだと思う。

飛行機を前倒ししてまで本島に戻って来たのは、JAL第一試合の「佐賀県選抜×上田南」がコールドになったからで、本来14時開始の第三試合がかなり早まる可能性がある。

RAC874便は10分遅れの11:40に那覇空港に着いた。JALウインターカップの試合経過はリトルシニアの関東連盟のサイトから知ることができ、この時点で第二試合の練馬北×北関東の試合は1裏が終わったところだった。

……………………

東風平までの選択肢は二つある。
一つは旅行支援のクーポンを使い、タクシーで球場直行。
もう一つは、ゆいレールで赤嶺駅か小禄駅まで行き、ハローサイクリングで球場に向かう。自転車の走行距離はおよそ8.2キロ。

クーポンは夕食かお土産に温存しておきたかったけど、本来11:30開始の第二試合がすでに始まっていることを考えると自転車でのんびり行ってる場合ではないのかもしれない。
結局残り2,000円分の旅行支援クーポンを使ってタクシーで向かうことにした。
ただし、クーポンは全てのタクシーで使えるわけではない。短距離のタクシー乗り場にいた係のじいさんに尋ねると、直接運転手にクーポンを見せて使えるかどうか聞いてみてくれと言う。
乗り場に並んでいるのは個人タクシーばかり。尋ねると、どれも「使えない」とつれない返事ばかりだった。
個人は全部ダメなのかと思い、ある個人タクシーの運転手に尋ねると「個人でも使えるのと使えないのがある」とのことだった。
それでも個人は使えない傾向が高いので、タクシー会社のタクシーを当たってみると、一台だけ使えるのが見つかり早速乗り込んだ。11:53発車。

Google Mapでは2,800円との案内だったが、実際は混雑を避けるようにバイパスを通ったので3,290円かかった。クーポンは2,000円しかないので差額の1,290円はPayPayで払った。
何台ものタクシーにフラれた私に救いの手をさしのべてくれたN運転手に賞賛の拍手を。沖縄観光の際は西武タクシーのご用命を。


東風平運動公園12:22着。
急いで球場に向かうと、第二試合の練馬北×北関東選抜の4裏が終わったところだった。リトルシニア関東連盟の速報は概ね正しかった。

受付で久米島メモリアルカップと同じように消毒、検温、連絡先の記入をすると、久米島と全く同じステッカーと、

立派なパンフレットをもらった。


ここに来るのは二回目。
2018年にハンファイーグルスの練習試合を観に来ようとしたが雨天中止を食らってしまった。
飛行機を前倒しし、タクシーを使ってでも先を急いだのは前回の悔しい思いがあったからだ。ここまで来て試合開始に間に合わなかったら目も当てられない。


▽球場外観
格子状の壁が沖縄ムードに溢れている。

植栽に囲まれて少し見えにくいが、入口横にはオープン時に行われた記念試合のメンバーが掲示されている。


中へ。

▽球場全景
両翼98中堅122 簡素な照明施設が6基


バックネット裏にはプラ長椅子が9段あり



外野寄りにも段々の芝生席がある。


第二試合の練馬北×北関東は、練馬北が7-4で勝利。13:27終了。
第三試合の準決勝はこの練馬北と、第一試合の佐賀県選抜で争われることになった。14:20開始とのアナウンス。結局自転車でも間に合ったか…



試合前の円陣ではこんなやりとりがあった。

佐賀県選抜「俺たちシティボーイじゃないけど、頑張るぞ!!!」
練馬北「俺たちシティボーイじゃねぇよ…」
両軍ニヤニヤ。
練馬をシティボーイだと勘違いしてる佐賀県選抜も可愛かったし、照れながら否定する練馬北も可愛かった。いい試合になりそうな予感。


………………………………………


第2回JAL沖縄ウインターベースボールカップ
準決勝スタメン
【佐賀県】【練馬北】
(右)川久保(遊)小沼
(遊)小峰    (捕)桐田
(二)山口    (右)守屋
(三)古川    (左)今澤
(一)福地    (一)大森
(中)川﨑    (中)山﨑
(投)深野    (二)安田
(捕)庄野    (投)千葉
(左)久保    (三)佐久間


▽試合
佐賀県選抜17-4練馬北リトルシニア
 (東風平14:26〜16:09 4回コールド)
佐賀県  570 5=17
練馬北  003 1=4


佐賀県)深野2-竹下1-上田0.2-庄野0.1
練馬北)千葉0-菊池0.2-徐1-仲嶺0-広瀬0.1-片井2-桐田0.2


ワンサイドゲーム。
佐賀県選抜は1表無死満塁から3番古川のレフトオーバーの3点タイムリーで先制に成功すると、打者10人の攻撃で一挙5得点。
その後も攻撃の手を緩めず加点した佐賀県選抜がコールドで練馬北リトルシニアを下した。


練馬北も敗れはしたものの、途中から投げる投手がいなくなったのかエースの片井が登板。女性投手だった。
しかし彼女が投げると試合が締まり、その裏に練馬北が3点を返したため、コールド回避も見えかけた。負け展開の中でも笑顔で投げ続ける姿は爽やかそのものだった。


試合終了16:09。


本来なら「東風平」バス停からバスに乗るのが一番本数が多くてベターなのだが、この時間だと球場から最も近い「第二東風平」バス停から16:16発の、沖縄バス 235系統 おもろまちゆきバスがある。急いでバス停に向かった。
よく遅れる沖縄のバスだが、このバスは5分遅れでやってきた。優秀。


那覇バスターミナルには17:00着。
昼メシ買う暇もなく移動したので、お昼に食べたのは球場の自販機にあったカロリーメイトだけ。もうお腹がペコペコ。
バスが着いたら急いでほっともっと久茂地3丁目店に向かい、麩ちゃんぷるー弁当を買って、りうぼうの噴水の縁に座って食べた。
520円。ジャッキーでもサムズマウイでもなく、これが僕の中での沖縄名物。全国チェーンのほっともっとだが、これは沖縄でしか食べられない。

このあと壺川の「スーパーかねひで」に寄ってローカルフードをいくつか購入。壺川駅18:07発のゆいレールで那覇空港に戻った。
このあと19:40発のジェットスターで帰名予定。
いつものようにバタバタだったけど、予定してた試合は全て観戦できた。これで12月も観戦したことになり、2021年の1月から24ヶ月連続の野球観戦となった。ありがとう沖縄。今回の大会があってよかった。