暖かい2月に反して3月は積雪の日が多く、季節が逆転した仙台地方。
なかなか春の土づくりの切っ掛けのないまま、3月も下旬の日曜日。
最高気温が10度を超えるというので、重い腰を上げて畑に向かった。
久しぶりの畑仕事はなかなか体に応えるもの。
僅か30㎡ほどの畑だが、雑草を取り除いたりしながら
スコップで深耕する作業はかなりキツイ。
1往復しては休みを繰り返すこと30分。
掘っている間に、あちこちから収穫漏れした
前年のジャガイモが顔を出す。
食べきれずに畑でひと冬を過ごした大根やネギも
集めてみたら結構な量となった。
その後も一心不乱に残り半分を何とか掘り起こし
ここまで1時間の作業に疲れ果てる。
漉き込む肥料は鶏糞か牛糞かで迷ったが今回は牛糞を選択。
土壌を軟らかくするために腐葉土も蒔いてあげる。
連作するなと言われるものの、狭い家庭菜園では限度がある。
ジャガイモの後は秋大根を植えるが
年を越せば再び春のジャガイモと相場は決まっている。
ジャガイモは弱酸性を好むと言われ㏗値は5~6程度なので
本来は石灰は必要ないようだ。
使うとしても苦土石灰よりも天然のものが良いとのことで
天然貝由来の有機石灰を土壌改良のため使用するが
自分の畑が石灰が必要な状態なのかもわからぬままに使用する。
立派なサイズのキタアカリ3キロ。
別名栗じゃがとも呼ばれ、甘みが人気の品種。
こちらはメークイン3キロ。煮崩れしにくいため煮物料理に人気。
年末に購入した青森の山芋購入時のもみ殻も畑に還元。
ここまでくればゴールは近い。
鍬を使って台形の畝を6条掘ったところで作業を終える。
購入した種芋は、芽出しのために暫し日向ぼっこさせ
春休みで帰省する孫たちとジャガイモ植をする準備は整った。
ところが帰省前日は季節外れの雪に見舞われ一面の銀世界。
ジャガイモ畑より、雪遊びの方が嬉しいかも?