去年12月に発見した朝ごはんやさん

ホテルから徒歩5分にある人気店のようで、ウーバーのバイクもひっきりなし。

メニュー看板をスマホアプリで翻訳しようとしていたら

日本語メニューを持ってきてくれた。

 

 

 

でもスマホのクチコミ写真を参考にアレとこれを注文した方が手っ取り早かった。

 

 

名物は店の外で揚げられている肉団子(獅子頭)。

台湾の家庭ではこれを白菜の中にぶち込んで鍋にするのが一般的な食べ方らしい。

この店ではこれをパンに挟んださんだホットドックが名物に。

 

 

 

ネギ炒りタンピンは安定の美味さ。

 

 

塩豆乳は台湾朝食の定番。

 

 

 

獅子頭(肉団子)玉子サンドは不思議な味のハーモニー。

 

 

 

ハム入りタンピンは薄味なので辛味でアクセントをつける。

 

 

 

カボチャスープと冷たい紅茶。

締めて1,250円は安くはないが、メニューが多彩で面白い味が楽しめる。

まわりは市場が並んでおり、下町情緒たっぷりの朝の賑わいに触れながらの朝食に大満足。

 

 

 

 

さっきまで一緒に食事をしていた親子が

三人乗りで学校へ行くのだろうか。

多くの親は朝晩、子供を学校まで送迎しなければならない。

 

 

朝食後は龍山寺へ、ここは御利益のデパートと呼ばれている人気のスポット。

 

 

敷居は左足で跨がなければならないらしい。

そして入場したら無料の線香を受け取り、線香に火をつける。

 

 

ジャオペイを投げて神様に問う。

 

 

ひとつが表(ふくらみがある方)、ひとつが裏(平らな方)なら、「OK」という意味で、神様がおみくじを引いても良いと言われている証です。

 

二つとも表(ふくらみがある方)の場合、願い事がはっきりとせず神様が「分からない」、あるいは、「まだお願い事をする時期ではない」という回答をされたという意味だそうです。

この場合は、聞きたいことを変えて再度投げてみましょう。

 

二つとも裏(平らな方)だった場合、「NO」という意味になります。この場合は残念ながらおみくじを引くことができないので、他のお願い事で再チャレンジするか、諦めるしかなさそうです。

 

近くにおみくじが入った引き出しがあるので、番号を確認して1枚取り出しましょう。

「上上」「上下」「中中」「中下」「下下」など、おみくじの左側に書いてあるものは、左から順番に大吉→凶という意味です。

近藤 ヨウコさんのサイトから転載

 

 

 

お守りの種類と数が半端ない。

 

 

いろんな人へのお守り土産が購入できて、大満足の母娘。

 

 

そういえば今回の旅で初めて楽天モバイルを海外で使ってみた、

契約プランから国際通話をONにすると、使った分だけ課金されるが

今回は利用4日目の昼前に、データ不足の通知とチャージの確認が来た。

実は筆者は、この後さらに4日間滞在する予定があるので

2GBで1,000円を追加チャージをすることにした。

 

 

勿論今回はIPADも持参しており

こちらにはSIMカードを空港で2,500円分購入しているので

2GBのチャージだけで済んだのだろう。

でももっと安く上げるなら、予めkkdayでsim予約の方が安かったのかもしれない。

 

 

 

午前中は仕事をしていた筆者と中山の三越で合流し

タクシーでルーローハンで人気の滷肉飯(魯肉飯)を求めて

民権東路にある黄記魯肉飯に行った。

 

 

店頭のおばちゃんからネイヨー(店内)かワイタイ(持ち帰り)を聞かれる。

渡されたメニューを見ながら注文票に記入し、呼ばれるのを暫し待つ。

昼時なので店内は満席、再び呼ばれるのを店先で待つ。

 

 

 

台湾庶民の味である魯肉飯は八角の香りがせず

日本人にも受け入れやすい味の店。

煮卵と一緒に食べるのが通の食べ方。

隅っこに乗っかている胡瓜の古漬けが泣かせる。

 

 

 

お母さんの後を継いだ息子が現在のオーナーだとか。

工事現場で働く風の労働者が、昼からビールを飲みながらランチする庶民の店。

もちろん観光客も来るので、客あしらいは丁寧だ。

 

 

 

クタクタ白菜煮込みは絶品の味。

 

 

 

さつまいもの葉っぱ炒めもいい感じ。

 

 

 

一番美味かったのは筍の煮物。

 

 

煮卵も厚揚げもご飯が捗る。

 

 

毎日食べても飽きない優しい味付けばかりだ。

会計は4人で2,500円なのでひとり500円だから

安くはないが納得の価格と言える。

 

 

昼食後の行動を決めていなかったが、赤い竜宮城が気になっていたのでタクシーで向かう。

台北を10数回訪れているが、一度も泊まったことも立ち寄ったこともない円山大飯店に

お上りさんが如く見学に来た。

 

 

築70年の老舗ホテルは、open当初は世界10指に数えられたこともあるが

老朽化が激しく、幾度かのリニューアルはされているものの、骨董品的雰囲気。

 

 

ロビーの奥の通路には過去に宿泊した各国の有名人の写真が並んでいて興味深い。

松山空港からは近いのだが、台北駅からは遠いので

最近は無料のシャトルバスが用意されている。

 

 

周りに何もなく客室数が多いので、日本からの修学旅行生にとって

使い勝手の良いホテルでもあるらしい。

 

 

 

円山大飯店には蒋介石が作った秘密の地下トンネルがあり

「秘密ではないツアー」が1,250円でwebから予約できるそうだ。

 

 

25,000円分の交通プリペイドカードのおかげで贅沢にタクシー移動三昧。

ところで台湾のタクシー運賃は日本より安い。

但し止めたタクシーによって当たり外れがあり、新車もあれば汚いオンボロもある。

荷物をたっぷり乗せられるバンタイプもあれば助手席に乗りにく場合もある。

日本好きの運転手はありったけの日本語で親近感を表す。

 

 

 

今回は交通プリペイドカードを使いたいのに

カード精算機を持たないのでキャッシュオンリーの車もあるほか

領収書が欲しくても機械から出さない運転手もおり、その時は手書きでも書かせる。

 

 

台湾のドライバー不足は日本と同じで

60歳代70歳代の高齢ドライバーが多くて、英語は通じず老眼だらけだ。

行先をスマホの地図で見せても日本語版マップは当然読めない

漢字で書いたホテル名を見せてもメガネを探すところから始まる。

 

そんな時の秘密兵器がGoogle Mapについているのだ。

行先名の右隣にスピーカーマークがあるので

それを押すと以下のような画像がでてくる。

 

 

 

上の段に行き先名が大きく表示され

下の段に現地の言葉で住所が大きく表示される。

おまけにそれぞれの左側のスピーカーマークを押すと

現地の言葉で音声が流れてくるという優れもの。

 

googleMap利用して10数年経つが

こんな機能がいつから追加されたのかはわからないが

とにかく便利だと思った時は既に旅の終盤だった。

 

 

 

最終日なのであまり疲れないように一旦ホテルに戻ったが

せっかくなのでスタバで掘り出し物を探そうということで

八徳路方面のスタバを4〜5軒歩き潰し

やっとお気に入りの土産をゲット。

 

 

何とオイラの普段使いの小物入れを探してくれていたらしく

それも冬バージョンのものをプレゼントしてもらった。

 

 

明日の朝は6時起きの7時出発なので

「明日のパン」が必要ということで

街中の美味しそうなパン屋さんで二人分を仕込む。

 

パン屋の中に台湾風おでん(ルーウエイ)を発見したので

大根、厚揚げ、鳥手羽、たまご、練り物も購入。

 

 

さらにホテル近くでピザ屋を発見

こうなるといよいよ最後の晩餐は部屋飲みとなるのか?

 

 

650円のミックスピザはカリカリ生地で結構美味そー。

 

 

ということで汚な美味い旅の最後飯は

日本統治時代に持ち込まれた食文化であるおでんパーティーとなった。

少し八角の香りがするものの

豆腐も卵もしっかり煮込まれている。

 

 

 

大根はしっかり柔らかく、練り物は日本の味そのもの。

 

 

日本から持って行った乾きモノも総浚い。

 

 

締めは台湾カップラーメン

余ったおでんをぶち込んで闇鍋のように楽しんだ。

 

 

 

webチェックインで座席を取り直し

スマホにダウンロードして帰国準備も完了だ。