瑞芳駅から九分まではバスで20分。

昨年12月の訪問時と比べて格段の賑わいに驚く。

老街への入り口の目印はセブンイレブンだ。

瑞芳駅から九分までは相乗りタクシーもあり便利だ。

ところで台北からタクシーで来る人もいると思うが

九分に行くのにキューフンと発音すると十分に連れて行かれる可能性がある。

九分の発音は「ジョウフェン」となり、十分の発音は「シーフェン」である

 

 

 

日中の暑さから曇りがちとなって、少しひんやりしてきた。

日本からの団体ツアーも増えてきているようで

あちこちで日本語が飛び交っている。

 

 

九分では外せないとかいう芋団子(タロイモボール)

氷が入った冷たい芋圓かシロップをかけた温かい芋圓を選べる。
トッピングは、あずき(紅豆)・緑豆(鶯豆)・大豆(金時豆)の3種類。

 

 

今回は冷たい芋圓に豆全部のせを注文。

約500円と安くはない。

 

 

冷たいものを頼んだが、クラッシュアイスが入りすぎて甘みを感じない。

これは温かい方を注文すべきだったと反省。

 

 

 

「阿妹茶楼」は千と千尋の舞台ではとの噂の九分最大の人気スポット

お茶屋さんなので茶葉を入れる儀式があるので、さっと飲んで帰るわけにはいかない。

 

 

しかしこのスポットを撮影するためには

お向かいの食堂の階段を昇らなければならない。

去年来た時にはロープが張られていたが

諦めたのか今回は規制もなく、当然そこは鈴なりの人だらけ。

食堂側は有難迷惑なことこの上ない。

 

 

本当はこういう夜景が見られるはずなのだが

天気と時間がに恵まれず残念な景色を後にする。

 

 

夕方4時を過ぎて薄暗くなってきたにもかかわらず

この日はなかなか提灯が点灯されない。

 

 

提灯が光に揺れてこその九分名物の風情なのだが(4年前の撮影)

 

 

 

夕方になって雲が広がり薄暗くなり

加えて霧雨模様になってきたので予定より早く帰ることにする。

 

 

このバス停は生活路線でもあるため、いろんな行先のバスが到着する。

ここで満員になって次のバスにしろと言われることもある。

台北迄5000円するタクシーの客引があり、相乗りを誘われることもある。

 

台北方面行きがなかなか来ないときは瑞芳駅まで行って、列車に乗ることも想定して

予め列車の時刻を把握しておいた方が良いし、夕刻時なら列車の方が早い。

バスは忠考復興(台北中心部)行きは1062番。

西門行きは965番なのだが、この日は運よく西門行きに乗れた。

しかし夕刻のラッシュ時間と雨模様のせいで2時間近くもかかってしまった。

 

 

 

疲れた上に時間も遅くなったので、部屋には戻らず食事場所を探す。

バスの車内で予め目星をつけていたビールの飲める居酒屋(ルーチャオ)に直行した。

嬉しいことに台湾で一番人気のDRAFT BEERが置いてある。

 

 

 

「宜蘭大渓港現撈海鮮熱炒」という評価3.6程度の店だったが

もっと高評価の店は宿から距離がありそうだったので、こちらに入店。

熱炒とは台湾風居酒屋のことで、海鮮系の料理の場合が多い。

ビールは自分で冷蔵庫から持ってくるほか

ご飯は無料で食べ放題というシステムだ。

 

 

 

魚料理は高いので、空心菜や茄子炒めなどを注文。

 

 

牛肉炒めは熱々で出てくるほか

台湾にしては味はしっかり目でビールがはかどる。

 

 

茄子はいい色して調理され、ご飯にかけると飯が進む。

 

 

最後に頼んだ生姜の効いたハマグリのスープが泣かせる味だった。

勘定はビール3本入れて6,000円は少し高めだが

安心できる味わいに納得の夕食となった。

 

 

部屋に戻る前に部屋飲み一式をコンビニで購入し

翌朝食後に後半の2泊利用となるホテルへスーツケースだけ移動するため

荷造りをしながら、翌日の行動予定に悩んだり。