商品を販売する小売業であれ、
従業員が数人で施工する建設業であれ、
「人」の営みであることは同じです。
ところで、社長さんは自社の従業員をどう思っていますか。
「従業員に考えさせるとロクなことない」
「ウチの従業員は馬鹿だから、俺がしっかり教育しないと」
と、社長さんからはこんな答えが返ってきそうです。
・・・私としては、
「考えてやってみる楽しさを教えていない」
ように感じられるのです。
従業員教育とは、高い受講料を会社が支払ってあげて
資格をとらせるだけではないのです。
例えば、建設業の場合でしたら、施工の技術を与え、
考える訓練をさせ、従業員自ら実践し、一人前の仕事が
できるようにする一連の環境づくり。
これが大切だと存じます。
もし社長さんが「人」に焦点を当てた従業員教育をされて
いないのでしたら、通りいっぺんのことを教えるのみで、
「何でできないんだよ、俺は教えたぞ。ヤル気あんのか?」
・・・と、こうなります。
「教えたから、ちゃんとやれ」的な教育だと、きょうびの従業員
は社長さんに”ついて来なくなる”かもしれません。
輓近の従業員は
「仕事でうつになった」「社長から暴言を言われて辞めた」
というケースが増えています。
それだけではありません。
現場を任せられる職長クラスが離反(部下を引き連れて大量
退職)することだって、起こります。
コンプライアンスとは法令を守るという意味ですが、
社長さんはご自分の会社をも守らなければなりません。
「人」に焦点を当てた従業員教育は、その一環なのです。
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