今回紹介したいのは 1979年の10月に公開された 「メテオ」という SF 映画です。
1979年 世界では第二次オイルショックが起きて 経済的にも厳しい状況でした 。このような経済的な不安、さらに 当時は冷戦構造もあって未来への不安も相まって、 何か恐ろしい出来事を思わせる映画が作られたのかもしれません。
メテオはそんな恐ろしい出来事 、巨大な隕石が地球に衝突するのを防ごうとする物語です。アメリカとソ連がそれぞれの核ミサイル を協力させて立ち向かおうとしますが、 冷戦時代ということもあって政治的な対立が影を落としたり、 小 隕石による被害が各地で起きたりと 、ハラハラドキドキする展開が続きます。
見どころは当時の最新技術によって描かれた地球上の主要都市の壊滅 シーンで、かなりの衝撃でした 。また、地球 軌道上に浮かぶハーキュリーズとピョートル大帝 という軍事 衛星から放たれる ミサイル発射シーンも、人類存続の期待を乗せた 迫力のある映像となっています。
監督は ロナルドニームで「ポセイドンアドベンチャー」などのパニック映画でも有名な監督です 。プロデューサーは香港の有名な映画会社 ショーウブラザーズのランランショウが加わっています。
音楽はローレンス ローゼンタールで迫力のあるパニック シーンを盛り上げる 壮大なスコアが 全編 を彩っています。 この作曲家で個人的に一番のおすすめは 1981年の「タイタンの戦い」です 。是非ご視聴あれ。
主演はショーンコネリー 、ヘンリーフォンダ、 ナタリーウッドなどかなりの 豪華スターが揃っています。 公開当時はまだ若手だった マーティンランドーは後にテレビドラマで活躍しました。
「メテオ」の注目ポイント!
当時 、冷戦 真っ只中のアメリカとソ連が共通の敵を前に 協力 せざるを得ないに状況に立たされるその中で、 政治的な駆け引きや 科学者たちの葛藤が描かれる 人間ドラマが魅力的です。
最近流行りの 量子力学では望むものが現実になると言いますが、 監督や製作者たちの平和を望む 思考が形となった映画 かもしれませんね。