こんにちは。
以前も書きましたが、今月初めに訪れた釧路でタンチョウの撮影に成功し、日本で見ることができるツルの仲間7種をコンプリートすることができました(^^)/
そもそも釧路に行かなくてはと思ったのは、タンチョウが目当てでしたから達成できて感無量です(笑)
日本で野鳥を撮影している人はたくさんいると思いますが、ツル7種コンプリートを完成させた方はそう多くはないのではないかと思います。
せいぜい、1万人くらい?
そんなことを考えた人はずっと少ないだろうと思います。
自分がフォローさせていただいている鳥撮りの先輩でもせいぜいあの方とあの方くらいしかいないのでは? と思われます(^^ゞ
その自己満足の延長で、コンプリート達成に至る道のりを振り返ってみようと思います(笑)
初めてツルを観たのは、石垣島でした。
クロヅル(ツル科ツル属)
体長=110-125cm、撮影=2023年2月
石垣島の野鳥図鑑にも未掲載で、この個体は2022-2023シーズンに1羽だけで越冬していたようです。
石垣島に行く前にクロヅルが越冬中とネットで知ってはいましたが、どこに行けば会えるのかは分からず、撮れるとも思っていませんでした。
水場で見つけてすぐにクロヅルと分かりましたが、すぐに飛ばれてしまい、見れたのはほんの1、2分でした(^^ゞ
今年の1月、世界的なツルの越冬地である鹿児島県出水市に行ってみました。
行く前から今シーズンは、ナベヅル、マナヅル、ソデグロヅル、カナダヅル、クロヅルの5種類が越冬中とネット情報で知っていました。
まず目についたのは、
ナベヅル(ツル科ツル属)
体長=91-100cm、撮影=2024年1月
出水で越冬するツルの中でもっとも数が多く、越冬用に用意された田んぼ以外でも目にしました。
名前の「ナベ」とは体下半分の羽色が鍋底の色を連想させるからだそうです。気の毒なネーミングだと思います…。
マナヅル(ツル科ツル属)
体長=127cm、撮影=2024年1月
出水で越冬する個体数はナベヅルに次いで多く、探さなくても見つかりました。ただし、ナベヅルよりも警戒心が強く、近寄ろうとすると、ス~ッと遠ざかって行きました(^^ゞ
ナベヅル、マナヅルはすぐに見つかったものの、残りの3種はまったく見つかりません。
クロヅルはすでに石垣島で出会っていたのでまあいいとして、ソデグロヅルとカナダヅルの捜索に注力しましたが見つけられず、地元の方に居場所を聞いて撮影しました(^^ゞ
ソデグロヅル(ツル科ツル属)
体長=125-137cm、撮影=2024年1月
地上にいると全身が真っ白に見える大型のツルです。真っ白なのになぜソデグロかというと、
このように畳んだ翼では分かりませんが、翼の先端が黒いからです。
黒いのはソデの部分とは言えないのでは? というご意見もあるかもしれませんが、昔の人がそう名付けてしまったので、ここはひとつ穏便にいきましょう(^^ゞ
残るカナダヅルは最終日に「夜明けころにこの場所に来る」という現地情報をいただいて待ち伏せし、なんとか撮ることができました。
カナダヅル(ツル科ツル属)
体長=95-100cm、撮影=2024年1月
カナダヅルを見ることができたのはこの1回のみで、1羽だけの図鑑風写真は撮ることができませんでしたが、細かいことは気にしない性格なので、撮れればOKです。
クロヅルも出水で越冬中とのことでしたが、自分は見つけられませんでした。前年に石垣島でみていたので積極的に探さなかったせいかもしれません(^^ゞ
これで7種中5種を撮影し、残るはアネハヅルとタンチョウという状態になりました。
タンチョウは渡り鳥でなく留鳥ですから、そのうち撮れるとしても、アネハヅルは難しいだろうと思いました。
かつて何度か出水にも飛来したようですが、そもそもアネハヅルは他のツルと混群にならず、アネハヅルだけで越冬するらしいからです。
アネハヅルは群れでヒマラヤ山脈を越えて飛ぶのは有名ですね。
なのでこの時点ではコンプリートなど考えもしませんでしたが、6月のはじめ、そのアネハヅルが1羽だけで房総半島の南端に現れたとネット記事で知りました。
その翌日、夜明け前に現地に向かいなんとか会うことができました。
アネハヅル(ツル科アネハヅル属)
体長=68-90cm、撮影=2024年6月
アネハヅルはツルにしては小さめで、目元の飾り羽がチャーミングなツルでした。農道には数多くのカメラマンがいましたが、さほど人を恐れる風でもなく、小さくても堂々として見えました。
まさかと思っていたアネハヅルを撮ることができ、これで残りは1種のリーチ状態になりました。
タンチョウを撮れればツル目ツル科7種を全部撮影したことになるので、これは撮りに行くしかないと決意しました。
タンチョウは一時は国内で絶滅したと考えられていましたが、明治時代に再発見され、今では北海道内で1千羽以上の野生個体が生息しています。
特に釧路地方には700羽以上が生息していて、釧路に行けばなんとか撮れるのではないかと考えました。
それで今回行ってみたのですが、思っていたよりも簡単に野生個体を見ることができました(^^)/
タンチョウ(ツル科ツル属)
日本人がツルといえば思い起こすのはこのタンチョウでしょう。寒くなって地表が雪で覆われると採餌ができず、人間が蒔くエサをたよりに冬を生き延びます。
地表の雪が消えるとともに生息域は拡大し、目撃するのもだんだん難しくなっていくようです。
ということで初冬のこの時季に行ってみました。たくさんの野生個体に出会えて満足でした(^^)/
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m







