こんにちは。
12/2、霧多布湿原で運よくシマエナガの撮影に成功し、同じ浜中町の霧多布岬に向かいました。
ネットでここでオオワシを撮ったという記事を見つけ、なんとか自分もあやかりたいとの下心からです(^^ゞ
霧多布湿原センターから岬の先端まではクルマで30分もあれば到達できると思うのですが、途中で鳥さんの姿を見つけ、停車しました。
そこで見つけたのは、
オオハクチョウ。
数羽がかなり広い範囲に散らばっていました。
これは一番近くにいた個体です。
カモ類もいました。
カワアイサの小さな群れの中に、ホオジロガモ(左から2番目)でした。
カワアイサとホオジロガモは、ほかにも遠くに数羽いたようです。
見たことのない鳥さんはいないようなので、霧多布大橋を渡り霧多布岬へ。
岬の広い部分は放牧地になっているようで、
お馬さんが挨拶に来てくれました(^^)/
この霧多布岬には映画『ハナミズキ』の撮影に使われたロケ地があります。
たいして回り道にもならないので寄ってみました。
アゼチの岬
有名な景勝地でもあるらしいですが、ちょうど逆光で、いい景色は見られませんでした(-_-)
岬を走りながら電柱にオオワシがいないか探してみますが、たまにカラスを見かけるくらいで、まったく姿がありません。
西表島でカンムリワシを見たような景色を期待していたんですが、そもそもこちらの電柱は低くて、猛禽類が翼を休めるような雰囲気ではありません。
展望台があったので寄ってみましたが、そちらにもオオワシの姿はありませんでした。
岬の突端にある灯台に行ってみました。
霧多布の名は冠せられていなくて、名称は湯沸岬灯台だそうです。
駐車場から灯台まではアップダウンのある未舗装道を100mほど歩いて行かないとのようで、どうしたものかと躊躇していました。
この周辺の海ではラッコが生息しているとの看板がありました。
とりあえず「ラッコが撮れればブログに彩りが添えられるかも…」とか考えながら断崖の下を覗いてみますが、海面まではものすごい距離です。
「これだけ距離があったら、ラッコを見つけても撮影は無理だろう」とか考えていたそのとき!
正面の海上、目の高さより少し上に飛翔する猛禽を見つけました。
ここで出会えるかもと思っていたオオワシですね(^^)/
オオワシはほとんど羽ばたくことをせず、風に乗って飛んでいます。
前の写真とほぼ等距離を飛んでいた写真ですが、思い切りトリミングしてみました。
晴天のうえ順光側からなので、SSは1/4000です(^^)/
ほぼ真上も飛んでくれました。
カッコいいですね。
猛禽類を専門に撮っている方がいるのもうなずけます。
オオワシを撮っていると、もう1羽の猛禽が飛翔しているのに気づきました。
最初に見たときはほぼ正面からで、茶色っぽい羽色からトビだと思いましたが、姿勢を変えたのでチェックしてみると、
ややや、翼の形からしてトビではありません。
ほぼ等距離になったときに比較するとオオワシと大きさも違わないようです。
このときは100%の自信があったわけではありませんが、こちらはオジロワシではないか? と思いました(オオワシも幼鳥はこんな羽色をしているらしいです)。
帰宅して調べた結果、翼の形や中雨覆の白色部の形状からオジロワシ3回冬羽だろうと思います(『タカ・ハヤブサ類飛翔ハンドブック/文一総合出版』より)
まだ未成鳥で、尾羽の先まで白くはなっていません。
これも惜しげもなくトリミングした画像です(^^ゞ
ゴジラに対処していたら、モスラが現れたような気分でした。
両者はお互いを無視して飛び、オジロワシは陸の湿原方向へ去り、オオワシは灯台の向こうに消えました。
灯台の先に行ってみると、
オオワシは岬の先端のさらに向こうの大きな岩礁に降りていました。
岩礁までは100mくらいあって、こんな写真しか撮れませんでした(T_T)
30分ほど待ちましたが、オオワシは再飛翔する気配がなく、あきらめて撤収することにしました。
ネットで見つけた霧多布湿原センター近くでシマエナガ、霧多布岬でオオワシという記事を信じてここまで来て良かったです(^^)/
記念撮影(photo by 通りすがりのお兄さん)
冬山登山用の長袖シャツとタイツ+ウールの長袖シャツにダウンジャケット、ズボンは裏起毛の登山用といういでたちでしたが、気温は10℃近くあり、無風で陽光の暖かさも感じられ、この格好では暑くて仕方ありませんでした(^^ゞ
時刻はちょうどお昼ころです。
貧しい年金暮らしなので、昼食は例によってコンビニでした。
今浜町にあるコンビニは、北海道限定のセイコーマートさん1軒のみ。
こちらの、ダブルてりやきバーガーは大変美味で、毎日食していました(^^)/
その5に続く。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m