谷本川ウォーク (^^♪ | 三歩進んで、二歩下がる

三歩進んで、二歩下がる

趣味のテニスのために毎日1万歩は歩くようにしています。
2019年末からウォーキングのかたわら野鳥の写真を撮っています♪

 

こんにちは。

 

 

昨日(11/25)は横浜市青葉区の谷本川(やもとがわ)沿いを歩いてきました。

 

谷本川は鶴見川の本流で、横浜市青葉区の辺りを流れているときはそう呼ばれています。

 

新潟の信濃川が、上流の長野県では千曲川と呼ばれているようなものだと思います(^^ゞ

 

 

東急田園都市線市が尾駅から、だらだらと坂を下って、青葉警察署の辺りで川岸に出ます。

 

 

ここから下流方向に向かわずに左岸を上流へ。

 

県立高校の少し手前の川中に、石が集まった場所があります。

 

 

知らなければ見過ごしてしまうでしょうが、11月中旬から2ヶ月くらいの間、ここにイカルチドリの小さな群れがやって来るのです(^^)/

 

今年もやって来ているか目を凝らして探してみると、

 

 

石の先端辺りにいました!

 

右上に1羽、左下に2羽がじっと佇んでいます。

 

右上の個体をズームしてみます。

 

 

嘴を背中に倒していますが、ちゃんと眼を開けていました。

 

採餌中以外は無駄なエネルギーを使わず、周囲を警戒しているんですね。

 

周辺の石が白く汚れているのは、おそらくイカルチドリのフンだと思います。

 

ここが群れの休憩場所だという証しになる思います。

 

 

こちらは左下の個体。

 

かなり寒そうで膨羽状態です。

寒ければ足を水から出したほうがよさそうな気もするんですが(^^ゞ

 

今シーズンもここに来てくれてよかったです(^^)/

 

 

 

安心して下流方向に歩き始めようとすると、「チー」と鳴きながらカワセミが飛んできて対岸に止まりました。

 

 

肉眼では青い点にしか見えていません(^^ゞ

 

 

なかなか飛び立ちません(^^ゞ

 

 

カワセミが移動する前に、こちらが歩き始めました(^^ゞ

 

 

 

鶴見川本流といえ、見られる鳥さんは支流の早淵川や恩田川とほとんど変わりません。

 

 

今シーズンもオオバンはたくさんやって来ていて、この日も川面で一番多く見たのはオオバンでした。

 

 

 

川岸には大きく育った樹木も多く、鳥さんはその中で鳴いたりしていて、見つけても写真に撮るのは難しいです(^^ゞ

 

 

モズの高鳴きが聞こえてきて探してみると、川に面した辺りでさかんに鳴いていました。

 

 

女の子ですね。

 

 

鳴いている最中なので、嘴がブレブレです(^^ゞ

 

 

 

谷本公園のあたりにはジョウビタキが来ているはずなんですが、この日は見当たりませんでした(-_-)

 

天候は次第に晴れていくという予報だったのに、真っ暗になってきました。

 

そんなときにエナガ、シジュウカラ、メジロの混群に遭遇してしまいました。

 

 

なんとかカメラにおさまったエナガも、モノクロ写真みたいです(/_;)

 

 

高速道路のインターチェンジ(横浜青葉インター)です。

 

こうした人工物のせいで鳥さんの生息域もどんどん狭くなってきているようです(T_T)

 

 

 

 

岸辺にイソシギやキセキレイを見つけますが、遠くて暗く、なかなか撮れません…。

 

 

なんとかコサギは撮れました(^^ゞ

 

 

川面にいるのは相変わらずオオバン、たまにカルガモでしたが、オカヨシガモを発見!

 

 

 

 

このグループは全部で6羽いましたが、すべて雌雄のペアでした(^^)/

 

 

オスはシックな繁殖羽に換わっていました。

 

いつ見ても、まるでハリスツイードのジャケットをまとった英国紳士風でカッコいいです(^^)/

 

 

地下鉄川和町駅の近くまで来てしまいました。

 

歩数は1万歩を超え、ここで地下鉄に乗って引き返すこともあるのですが、足の調子もよく、天候も回復してきたので恩田川との合流点まで歩くことにしました(^-^)

 

川面をチェックしていると、マガモ属のメスを発見!

 

 

大きな嘴はハシビロガモではないかと思って下流を探すと、

 

 

いました!

 

やはりハシビロガモです(^^)/

 

この川でハシビロガモに会ったのは初めてです。

10kmほど下流の新横浜公園では越冬する個体がいるので、そのグループがこの辺りまでやってきているのかもしれません。

 

 

 

初めてアオジを撮ったのはこの川沿いで、この日も声は聞こえるものの姿を見ることはできません…。

 

アオジを探しながら歩いていたら、恩田川との合流点まで来てしまいました。

 

 

 

上に伸びているのが恩田川、その右が歩いてきた谷本川です。

(その手前は流れ込んできている用水路です)

 

 

 

すぐ近くでムクドリの「キュルル」という鳴き声が聞こえ、探してみると、

 

 

真っ黒い姿はムクドリでなくハッカチョウでした。

 

ハッカチョウは中国南部から東南アジアに生息するムクドリの仲間です。

 

いわゆる外来種で、横浜市や神戸市あたりで繁殖しているようです。自分が初めて見たのも、この合流点の1kmほど下流でした。

 

 

ヤンキー風のいでたちでカッコいいです(^_-)

 

 

こうした外来種は国内で繁殖しているにもかかわらず、日本〇〇の会などでは「日本の野鳥ではない」との見解のようです。

 

何十年に一度、迷って日本にやってきてしまった鳥さんを"日本の野鳥"としているのにおかしな話だと思います(-_-)

 

 

 

 

おまけ

 

 

途中ですれ違った野良にゃん。

 

なぜか非常に人懐こく、自分の足10cmくらいまで寄ってきてくれました(^^ゞ

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

 

 

 

●この日出会った鳥さん●

スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、オナガ、ヒヨドリ、ムクドリ、ハッカチョウ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ハクセキレイ、キセキレイ、モズ、キジバト、カワラバト、カワセミ、イカルチドリ、イソシギ、カワウ、バン、オオバン、コサギ、ダイサギ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ(以上27種)