こんにちは。
左ヒザの不調が続いていて、テニスはおろかウォーキングもままならない日々が続いています(-_-)
皆さんのブログを拝見して、鳥さんたちに会いに行けない無聊をなぐさめていますが、空いた時間には積んであった本を読んでいます。
今回読み終えたのは、山下景子著『万葉の鳥』です。
約1200年前に編まれた日本最古の歌集「万葉集」には、三十種近くの野鳥を詠んだ歌が収められているそうです。
そのほとんどは今でも私たちが見ることができる種ですが、中には正体不明の野鳥の名前も見られるとか。
優雅な万葉人は花鳥風月を愛でる情緒的な人々だった、というわけでもありません。
たとえば、イカルが詠まれた歌は一首のみで、そこには鳥もちで枝にとまらせ、仲間を呼び寄せる囮として描かれているそうです。
古来、多くの野鳥は貴重なタンパク源として捕らえられて食されていたのです…(T_T)
それはさておき、この本をネタ本としてブロガーさんはこんな使い方もできると思います。
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いつもの散策路。
灌木の茂みから「ジッ、ジッ」という声が聞こえてきた。
ウグイスだ、そう思って歩みをとめた。
地鳴きを聞きながら、しばらく姿を現すのを待ってみる。
ふと、大伴家持の歌を思い出した。
山吹の 繁み飛び潜く うぐひすの
声を聞くらむ 君はともしも
(『万葉集』巻十七・三九七一)
やがてチラリと姿を見せたウグイスは私に気づき、あわてて茂みに消えていった。
1200年前、家持もこのようにウグイスを見たのだろうか?
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な~んてね(^^;)
まあ、自分はこれまでは鳥さんを見ても和歌を思い出すことはなかったんですが、これからは思い出すこともあるかもしれません(^^;)
山下景子著・誠文堂新光社 2021年9月刊 2500円

