1か月くらい前のこと。
いつも行っているウオーキングコースにある神社に、雪が溶けたので久しぶりに立ち寄った時のこと。
神社に貼り紙があり、3月6日から木を伐採するとのこと。
どうも木が弱っていて、倒木が危険だからということらしい。ほとんどの木に伐採予定の印が付いていた。
弱っていない木にも付いており、結構がっかりしたのを覚えている。
例年美しく花を咲かせている桜の木も、その中に入っていた。思わず、枝を折って家の花瓶に生けておいた。
手折った、蕾がしっかりと固く、本当に花が開くのだろうかと思っていた。
ようやく気温も高くなり、桜が物悲しげに美しく花を咲かせた。
折しも、同じタイミングで拙著の2冊目「毎朝3分の丹田呼吸で体も心も元気になる」が、6年越しでようやく重版になった。台湾でも随分前に中国語で出版された本。
夫からも、本当は咲くことが出来なかった桜が、恩返しで重版にしてくれたんじゃないのと、私が思っていることと同じことを言われた。さもありなん…。
美しい桜、精一杯咲き誇って周りを楽しませてくれる。
そんな人生でありたいと思った。
今日も素敵な日をお過ごしくださいませ。