夫がわざわざ起こしてくれて、御来光を拝む。ありがたい。
龍神雲と御来光が神々しさを増す。
岩手の波板海岸の御来光。身体一杯吸い込む。
裸足で砂浜を歩き、潮騒を聴き、五感が満たされていくのを感じる。
気持ち良すぎて、あー生きていて良かった、と思える瞬間である。
ようやく復興した、一両編成の可愛らしい三陸鉄道に乗り込む。
途中井上ひさしの本に出てくる「吉里吉里駅」やひょっこりひょうたん島のモデルとなったほうらい島近くの駅を通過。
まるで、昨日のSL銀河鉄道も含めて、宮沢賢治や井上ひさしの作品の中を旅しているような錯覚に陥る。