ポカポカとした陽気に誘われて、人気のあまりない近隣の野山へとお散歩に出かける…。
まだ桜が咲き誇り、ふきのとうが道端で可愛らしい花を咲かせている。
思わず、両手いっぱい積んで、夜はふきのとうの小鉢として、食卓へ…。
いつもは忙しさにかまけて、自然の風物を愛でたり、旬のお料理を作ったことがあまりなかったと改めて気づかされる。
新コロナ禍で医療関係者をはじめ大勢の対処してくださっている方々には頭が下がる。さらに長引く自粛要請。大変な事態 …。
一方、見方や考え方の方向性を変えると悪い事ばかりではなく、時間ができたので自然を愛でたり、家族団欒が増え、むしろ人間性を取り戻している側面もある。
例えどのような事であっても物事をポジティブに捉え、楽しく過ごし美しい未来を想像するか。それともネガティブに捉え、過去の過ぎ去った事に、学ぶ事や感謝する事なく怒りやイライラを覚え、マイナス感情にとらわれ、そこから抜け出すことなく沼に落ちていくのを選択するのか…。
今、私達は生き方の選択を迫られている…。そんな気がする。
2019年より、すでに知らされていた2020年の事。まさかこのような形でこようとは…。
どのような事があろうと、変わる事なく美しく咲き誇る桜をはじめとした花々や森林、小鳥達のさえずりに学びたい。
「いつも、何時も泰然自若としている事。」
うちの祖母(とっくに天寿をまっとうしている)の遺した言葉を思い出す。丹田呼吸法を学ぶ事になったのは、
祖母の影響かもしれない、とふと思った。
大勢の方が、沼に落ちる事なく、素晴らしい未来を選択しますように…。
丹田呼吸は免疫力を格段あげるのに、万人の役に立つ…。
美しい自然に囲まれた、山形の地にてしみじみ想ふ！
1日も早く平穏な日々に戻れますように…。
穏やかな晴れた今日の日のように…。
