
朝の空気がすこしひんやりして、季節の移り変わりを感じます。
寒いのは苦手なので、今くらいの秋がもう少し続いてくれたらいいのになぁ。
ちびっこのお稽古では、はじめに「藤間流」について説明します。
日本舞踊をしていると言うと、必ず「何流ですか?」と聞かれるので、ちゃんと答えられるようにしておきたいのです。
私が出稽古に行く先では、他の日本舞踊の先生も藤間なので、「下の名前で呼んでくださいね」と伝えています。
すると決まって、「本当は明海先生って、なんていう名前なんですか?」という質問が出てきます。
実は私、生徒さんには年齢と本名は非公開なんです。
何でもオープンに接するタイプなので、この二つくらいは秘密にしてみようと、講師を始めたときに決めました。
そのおかげか、着付教室のときには、「師範を取ったら私の年齢を教える」という冗談まじりのやりとりから、師範を目指してくれる生徒さんがいらしたりして、思いもよらない展開になることもありました。
踊りのお弟子さんたちは、稽古に通ううちに名字を知って、「先生、そんな名前なんだぁ」と笑ったりしています。
師匠や姉弟子たちは普段から私を名字+ちゃん付けで呼ぶので、自分でも少し不思議な気分です。
呼ばれ方って、不思議と気持ちを引き締めてくれるものですね。
「明海さん」と呼ばれる場所では、背筋を伸ばしてちゃんとしていたいなぁと思います。