11月も終わりが近づき、我が家もクリスマスの飾りを出しはじめました。
日本家屋なのですが、イベントごとが好きなので、ついついアレコレ飾ってしまいます。
楽しいから、まあいいかな?
季節感や季節ごとの行事を大切にする暮らしは、気持ちが豊かになりますね。
着物を着ることも、その季節を自然と意識させてくれる大切な時間です。
冬になれば、冬至のゆず湯やカボチャなど、昔は当たり前にしていた習慣があります。
最近はやらないご家庭も多いようなので、お稽古の時にできるだけお話はするようにしています。
私の家には酉の市の習慣はありませんでしたが、取り入れてみたら楽しみがひとつ増えました。
昔の人の知恵には、風邪をひかないための工夫や、その時期を快適に過ごすための理由がちゃんとあります。
お祭りのある地域なら、子どもの頃から見て育ち、やがて担い手になっていく──
そんな流れも素敵だなと思いますし、日本舞踊を通して少しでも“日本らしさ”を伝えられたらと感じています。
形や所作が合理的で美しかったり、動きに必ず理由があったり。
食べ物も、その季節だからこそ体が必要としている旬があります。
そんな小さな季節の恵みを、日々の暮らしの中でも大事にしていきたいですね。
忙しい毎日ですが、ほんの少し季節を感じる時間を取り入れるだけで、心がふっと軽くなります。
みなさんも、冬至のゆず湯や旬の味など、身近な季節の楽しみを見つけてみてくださいね。


