踊り初め その三 | 藤間流日本舞踊教室 藤間明海「 日本舞踊と着物のおはなし」

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日本舞踊と着物の生活を、日々綴っています。
日本舞踊の楽しさや美しさを、どんどん発信していきたいと思います。





今日は雛祭り。
お稽古のちびっこ達は給食にちらし寿司が出たり、プリンがでたり?!いつもより豪華だったらしく、お互いに教えあって羨ましがっておりました。
季節行事は食とも結びついてるので、食べられるのはいいことですね。雛祭りだから、ひなあられ食べる?菱餅食べる?何食べる?と皆で話をしました。

先日、やっと新年恒例の踊り初めを自宅稽古場でしました。
例年ならば1月に開催していたのですが、コロナ禍になってからは、感染者数の少ないときとなって、だいぶ春になってきています。
今回はお稽古をお休みしている人が多く、実質踊ったのは2人!
その他に私と、特別ゲストで弟弟子が踊って下さり、姉弟子も観に来て下さりました。
受験でお休みしてたお弟子さんもこの日からお稽古に復帰。やっといつもの様子になった気がしました。

小さかった弟子はいつの間にか私もより大きくなり、写真を撮る度に私が小さくなってるのかと錯覚するほどです。
そろそろ大人の踊りにしっかり移行させていかないと。
私が大人になってからしか踊りをしていないので、成長することや、バランスを取っていくのは難しいんだろうなぁと教えながらいつも感じてます。
最近は、歌詞や情景をなるべく説明しながら(子供に言いにくいこともたくさんある日本舞踊の艶っぽい歌詞)振りをうつすようにしています。

発表の場は小さくても、それぞれに課題を見つけ、それが次の頑張りに繋がっていきます。苦手なことに挑戦しながら、さらに日本舞踊をたのしく深く、共に学んでいけたら嬉しいです。