
今日で6月もおしまい。
この前、お正月を迎えたと思ったのに、気がつけばもう一年の半分が過ぎました。今年もボヤボヤしているうちにあっという間に終わってしまいそうです。
今日、6月30日は夏越の大祓。
一年の前半を無事に過ごせたことに感謝し、知らず知らずのうちに身についた穢れや災いを祓い、残り半年の無病息災を願う、日本に古くから伝わる神事です。
この時期になると神社には茅の輪が設けられ、その輪をくぐる「茅の輪くぐり」が行われます。
茅で作られた大きな輪を、決められた作法で八の字を描くようにくぐることで、心身を清め、厄を落とすとされています。
今年も無事に茅の輪をくぐってきました。
以前はあまり意識していませんでしたが、この季節になると近所の氏神様にも立派な茅の輪が設けられています。
季節の移ろいに合わせて、昔から受け継がれてきた行事が、今も身近な場所で大切に守られていることに、なんだか心が温かくなります。
日本には、四季折々の節目を大切にして、その時々に心や身体を整える、生活に密着した知恵がたくさんあります。忙しい毎日の中では忘れがちですが、こうした風習を行うことは、一旦立ち止まり、自分自身を見つめ直すよい機会になると思います。
日本舞踊も着物も、こうした日本の文化や季節感と深く結びついています。だからこそ、日々の暮らしの中で昔から受け継がれてきた風習を大切にしていきたいと私は思っています。
今回は水無月が食べられなかったのが、少し残念ですが、あと半年が皆様にとっても佳き時間になりますように。