東大五月祭の茶道部茶会 藤棚の下で一服! | 藤姫の"着物でお出掛け”日記

藤姫の"着物でお出掛け”日記

着物が大好き、着物周りの小物を作るのが好き。

小物や作り帯の作品紹介や、着物でお出掛けの日のコーディネイト紹介など、

を中心に着物ライフを綴ります。

昨秋、大学茶道部巡りシリーズをしたときに駒場祭のお席に入ったら、春は本郷キャンパスの藤棚の下でもやるのでどうぞと聞いていた。

それで今日五月祭の表千家のお席に行ってみた。

藤の花は残念ながらもう終わっていたが、藤棚の下で三四郎池を眺めながらのお茶席は素晴らしかった。

http://ut-sadoubu.org/

http://www.a103.net/may/87/visitor/sp/







(撮影許可をいただいた上で撮りました)


お軸は「水上青々翠」

花入   竹一重切(部員作)
花       大山蓮華

菓子器も部員さんのお手作りでした。
清々しい青竹の一節を縦半分に切ったもの。

お菓子は亀屋万年堂のお銘は忘れましたが、
水色の暈しに燕があしらわれた爽やかなもの。

主茶碗    萩  松月
替            伊万里青磁

男子部員のお点前でしたが、とても丁寧な
美しいお点前で、また初々しく、
私も初心に帰る思いがしました。

三四郎池は黄菖蒲が花盛り。



これは本席を待つあいだに入った
喫茶席のお菓子

お銘は「三四郎池」
両口屋是清

大学のシンボルマーク銀杏の入った銘々皿で。

お茶碗は撮り忘れましたが、部員たちのお手作りでした。

受付で知り合った同じ流派の大先輩に本席のお茶券をいただき、また3時間ほどの長い待ち時間にキャンパスを案内していただきました。


茶道に関するいろいろなお話もたくさんお伺いすることができて、大変お勉強になりました。

こういう出会いのあるところもお茶会ならではで、幸せな体験でした。