【企業向け】高卒採用のやり方 ~基本の手順・流れ~ | 高卒就職専門キャリアコンサルタント吉田優子の18歳からの働き方改革~高校生の進路指導はお任せを~@大阪

高卒就職専門キャリアコンサルタント吉田優子の18歳からの働き方改革~高校生の進路指導はお任せを~@大阪

関西圏の公立高校内で進路指導をしています。特に高卒就職を希望する高校3年生をサポート。高卒採用に関する情報、キャリア教育について発信します!インターンシップ運営/社会人と話す会の企画/面接・履歴書指導/進学を含む進路相談も行っています。

初めて高卒採用を検討している方に向けて、

高卒採用の基本的なルールと手順についてまとめたいと思います。

 

このブログを書いた当時は個人事業主で屋号educoで活動していましたが、アクセスしてくださるみなさんのおかげで(株)アッテミーを2019年5月に設立登記することができました❗ありがとうございます♪

(株)アッテミーでもひきつづき高校生採用のノウハウを紹介しています。

各地域でのセミナー実施情報も掲載しています。ご覧下さい😊

https://atteme.com/

 

2018年6月11日(月)@大阪にて 企業向け高卒採用セミナーを開催

今年は他社と差をつけた高卒採用を!

生徒目線、学校目線を知る講師が採用活動の秘訣をお教えします。

高卒採用まるわかり!現役・高校生支援者が教える『高校生に選ばれる採用活動』セミナー(先着20名)


丸レッド高卒採用の基本ルール丸レッド

・ハローワークを通して求人票を発行しなければならない

・求人票は公開求人(全国の高校へWEB公開)と

 指定校求人(募集人数の3倍の高校まで)のいずれかを選ぶ

・採用試験の開始日は毎年9月16日

・高校生は学校推薦を通して応募してくる

・高校生は1人1社しか受験できない

 (大学生のように複数同時応募ができない)

 ※地域によって複数応募が可能となる開始時期が異なります。

   多くの地域は11月1日から

 

丸レッド採用までの手順丸レッド

1、ハローワーク主催の『学卒求人説明会』に参加する

  (5月20日頃から随時)

   ・毎年必ず参加しなければならない

   ・事業者登録している管轄のハローワーク主催の説明会に

    参加しなければならない

下矢印

2、ハローワークに【求人申し込み書】を提出する

   ・下記のA4 4枚のシートに必要事項を記入して提出

 

 

 

=== 💡ポイント💡===================

 ■7月1日からの郵送に間に合うように手続きをする

 ■2017年は6月19日までにハローワークに提出すると7月3日(月)に受け取れる

============================

下矢印

3、ハローワークが求人票を受理し、発行する

   ・発行された求人票は毎年7月1日から企業に返戻される

   ・企業はハローワークに発行された求人票を受け取りに行く

   ※2018年は7月1日が日曜日のため最短の発行が7月2日㈪)

 

 ~発行された求人票の例~

 ※引用:厚生労働省・大阪労働局・ハローワーク発行

      『平成29年度 新規学校卒業予定者の求人・募集の手引き~公正な採用選考のために~』

下矢印

4、発行された求人票のコピーを高校に郵送or持参する

  ・7月1日以降から
  ・郵送する内容:送付状、求人票(表裏と青少年雇用情報)

 

=== 💡ポイント💡===================

 ・高校生にもわかりやすい仕事紹介のパンフレットやチラシがあれば

  同封する

 ・応募前職場見学の日時が決まっていれば

  「応募前職場見学実施予定表」も送る

 ・なるべく7月20日より前に高校に届くように送る

   ➡★なぜ7月20日より前なのか(記事作成中)

 ・可能な限り郵送よりも高校を訪問して持参する方が応募が集まり

  やすい➡★なぜ訪問したほうがよいのか/訪問がお勧めの時期(記事作成中)

 ・訪問の場合、お盆・年末年始・9月5日~15日は

  訪問が禁止されている

============================

下矢印

5、応募前職場見学を受け入れる(受け入れ可とした企業のみ)
 

応募前職場見学とは・・

   応募書類を発送する前に受験先決定の参考とするため、

   高校生が実際に職場を見学すること

   ・基本的には教職員の付き添いがある

   ・事前選考にならないよう配慮が必要

   ➡★応募前職場見学の成功例、失敗例(記事作成中)

下矢印

6、応募書類の到着(毎年9月5日から/随時発送)

 ・生徒からの応募があるか企業は書類の到着を待つしかない

 ・学校が応募書類を発送できるのは9月5日からのため、応募書類の

  到着日を指定する場合は余裕をもって設定したほうが親切

  (応募書類の到着日をしてする企業はほぼ皆無だが、まれにある)

  嫌がられる例:9月5日が土曜日の場合の9月8日(火)必着指定など

下矢印

7、試験日時を決定し、学校に通知する

 ・採用試験は毎年9月16日解禁

 ・書面にて通知する

 ・電話連絡をした場合も、FAXもしくは郵送での通知も行う

 

=== 💡ポイント💡===================

・採用試験開始日は9月16日のため、9月16日から10日以内に

 試験を実施する場合が多い

・9月5日に応募書類を送ったにもかかわらず、試験日が10月以降

になる場合や試験日時の案内が遅い場合、学校の心象が悪くなる

============================

下矢印

8、採用試験の実施

 ・面接は必須。応募書類だけでの採否判定は禁止されている

 ・試験内容は、面接/筆記試験/適性検査/作文などが中心

 ・2次試験、3次試験と複数回の採用試験はほとんど行われない

 ・採用試験は1日で行われることがほとんど

 ・「違反質問」と呼ばれる面接で聞いてはいけない質問がある

下矢印

9、採否結果の通知

 ・試験後速やかに結果を通知する(10日以内が望ましい)

 ・採否結果は書面にて学校に通知(生徒の自宅には送らない)

 ・不採用の場合も、必ず学校に通知を送る

 ・不採用の場合は、応募書類を一式返送する

 ・不採用の場合は、不採用理由について説明を添える

 

=== 💡ポイント💡===================

 高校生は複数同時応募ができず、1人1社しか受験できない。そのため、不採用通知を受け取ってから、次の受験先を0から探し始めることになる。不採用にもかかわらず結果の通知が遅い場合、通知を待つ間に生徒が受験したかった企業が募集を締め切ることや、他の生徒が受験を決めてしまい受験できなくなる場合がある。

 生徒の受験機会を奪うことになりかねないため、学校側は早い結果通知を強く望んでいる。

============================

 

 

このような流れで、採用が確定します。

 

 

 

関連記事リンク

高卒採用のやり方 ~採用通知後=内定後の手続き~

「高卒採用の方法 ~応募がないときの流れ&対策~」

 

お問い合わせはコチラから

 

初回1時間相談無料です❗