歴史を複合的に刻みこむ

異空間が広がる

 

入口の新鳥居

 

”穏田”と呼ばれたこの辺りの産土神

天正19年、伊賀衆が穏田の地を

家康より賜り給地となる。

 

江戸時代には「第六天社」と呼ばれていた

という記録もある。

明治維新の際に、穏田神社と改称。

 

第一鳥居は、東日本大震災で亀裂が入り

平成24年にステンレス製の新鳥居となる。

 

旧鳥居はまだ境内に横たわる

※旧鳥居は1679年につくられたもの

 

<主祭神>

淤母陀琉神(オモダルノガミ)

阿夜訶志古泥神(アヤカシコネノカミ)

櫛御食野神(クシミケヌノミコト)

 

夫婦円満・縁結び・技術・芸の上達・美容・厄除け

のご利益

 

片方の旧鳥居はまだ柱だけ立つ形で残っている

 

参道狛犬は、唐獅子

生まれ年は詳細不明

昭和25年に現在の場所へ移された言われる

 

元は青山学院初等部あたりにあった

小松邸内社に置かれていたもの。

 

不思議なつくりをしている

このような形状にはあまりお目にかかれない

いろいろな想像ができる

 

 

拝殿~本殿

社殿は昭和20年の戦争により被災

平成10年の全面的改築により生まれ変わる

現在、とても綺麗に整備されております。

 

 

拝殿前に狛犬1対

1925年生まれ(大正14年)

 

向かって右 阿形

子どもが下からひょっこりカメラ目線で

「こんにちは~」

親は歯をむき出して威嚇

目の前でみると結構怖いーー"

 

 

向かって左 吽形 

顔は大きく横に広い 

唇および口元が強調されている

タマが小さく見える

流れる毛並みの表現が美しい

 

なかなか興味深い神社です