ここ20年くらいか、やたらに「カフェ」と称する店が激増した。
中には簡易なイスとテーブルを置いて、ドリップすらしていない
簡単な飲み物を売るだけの店ですら「カフェ」を名乗ってたりする。
その一方で「喫茶店」は、減り続けている。

そもそも、カフェと喫茶店の違いは何なのか。
物の本によると、銀座にカフェが開業したのは明治末だが
その後細分化され、大正末には
酒を置いてある店が「カフェ」
酒を置かないのが「普通喫茶店」
昼夜で営業形態を変えるのが「特殊喫茶店」
と、なったそうだ。

しかし今、酒を置いてあるカフェってあるのかな。
店の作りにしても、明快な違いはないみたい。

で、私なりに出した結論。

店が、ここは「カフェ」と言えばカフェ。
ここは「喫茶店」と言えば、喫茶店。

ということにしておこう。