5月にあまり洋画を見なくなったことを書いたが

 

そういえば洋画、あまり見なくなった

 

実はこれ、ポリコレに配慮しすぎたことが原因の一つだそうだ。

 

「ポリコレ」とはポリティカルコレクトネス(political correctness)の略称。

詳しくは検索してください

 

確かにどれもこれも似たような設定になっている。

「多様性」っていろいろな文化・考えををお互いに認め合うことのはずなのだが、

なぜか黒人を主役、準主役にすえ、同性愛の話を入れ、

弱い白人男性がいたり、女性がやたら心身共に強かったりする。

それらの話を否定はしないが、ワンパターンになりすぎではないか。

これがハリウッド映画・ディズニー映画をつまらなくした原因だそうな。

 

「ファンタスティックビースト ダンブルドアの秘密」では

派手に敵対していたおっさん二人が、最後に[二人は愛し合っていた」と

言った時には開いた口が塞がらなかった

いや、そういうのを否定はしないが、話に無理矢理ぶっこんだ感が強かった。

そこまでやらなくても・・・

 

マンガなどでの同性愛の話なら、日本ではだいぶ前からある。

「おっさんずラブ][パタリロ」「ボーイズラブ」などなど。

あまり有名ではないが70年代に少女雑誌に連載された

「従姉妹ヴァレリア」は、サスペンスを含んだレズの話。

これ好きだった。

当時はこれらの作品が同性愛を取り上げているからと言って

糾弾されることはなかった。

また、武田信玄が高坂弾正との仲を、正室に言い訳する手紙が残っているが

だからといって武田信玄の評価が下がるわけではない

 

今、日本のアニメの評価が高く、ハリウッド映画を駆逐しているのは

ポリコレとやらに縛られない作り方をしているからだろうとのこと。

差別・偏見がいけないの言うまでもないが、

だからといって神経質になりすぎてワンパターンになるのもいかがなものか。