先日、懐かしい番組のことをちょっと書いたが、

私が子供の頃は、「マンガ=くだらない」と決めつけられた。

「マンガを読むとバカになる」だそーな。

教師にもよるが、学校でマンガを話題にするのも許されないこともあった。

週刊少女マンガ雑誌を毎週購読した同級生は、あるとき、

それについて立たされ、つるし上げを食らった。

また、あるとき、休み時間に何気にノートにマンガを書いていたら

担任がそれをのぞき込んで「幼稚園のお絵かき教室」と

クラス全員に聞こえるように大声で貶した。

 

その当時のマンガを読んでいた子供は、今、もういい歳になってるが、

全員バカになっただろうか。当時の担任に聞いてみたい。

 

また、その頃は、子供が自分の小遣いでお菓子や飲み物を買うことは

「買い食いした」と言われて悪いこととされた。

あるとき、同級生と校門前の駄菓子屋で、駄菓子を数個買ったところを

担任に見とがめられ、翌日立たされて責められた。

一体何がいけないのだろう。

せいぜい十円(当時)のお菓子を二,三個買い、

ちゃんとお金を払って持ち帰っただけで食べ散らかしたりしなかった。

もちろん自分の小遣いで。

 

今思うと、校門前の店だったことがまずかった。

 

が、自分のお金で駄菓子を少し買ったことの何がいけないのか

未だにわからない