8月13日から月遅れのお盆です。

お盆の行事について、
いろいろ調べていましたら、

初めて知ったことがあり、
ここに記したいと思います。

お盆は、
亡くなった祖先の御霊(みたま)が、
この世に戻ってくるのをお迎えすると同時に、

生きているご両親など長老の魂を、
生御魂(いきみたま)として、
お祀りするときでもあるそうです。

これを「生き盆」といいます。


この風習は、
室町時代からあり、

この時、
蓮の葉にもち米を乗せて、
魚のサバを添えたものなど、
贈り物をしたそうです。

仏さまへのお供物は、
生臭もの、
つまりお魚や動物などはNG!
と言われていますよね。

話はそれますが、
わたしはクッキーなどの、
卵を使ったお菓子も
お供えものとしては、
控えています。

これに対して、
生きているご両親には、
これからも長生きしてほしいという思いから、
とりわけ生臭いものを贈り物としていたそうです。


生きている御魂(みたま)としての両親に供物をする。


肉体を持つものの霊魂、
また肉体から離れたものの
霊魂、


どちらも同じく尊いものとして同じように感謝の思いを捧げていたのですね。

今年のお盆休みは、
帰省できない方も多くいらっしゃると思います。

昔の日本人に習って、
お魚やお肉などのプレゼントを贈るのも、
いいかもしれませんね。

また、この「生御魂」
(いきみたま)は、
俳句の季語だそうで、
俳句を学んでいる方は
よくご存知だとのこと。

有名な俳句をご紹介しますね。

「生御魂七十と申し達者なり」

正岡子規



このお盆休み、
いつもとは違う形になるかもしれませんが、

ご先祖さま。
そして、
健在でいらっしゃるご両親。

その両方の御魂(みたま)に、
感謝する日であることに
変わりはありません。

そのことを忘れずにいたいですね‼️



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