今日26日は
「一粒万倍日」ですが、

「不成就日」「受死日」が重なるので、 

吉日とは言えません。

不成就日とは、
「何をやってもうまくいかない日」
ということ…。


でも、人生には、
ツキの無いときってありますよね。

「何をやってもうまくいかない」

そんなときは、どうしたらいいのでしょうか?

じっと時が来るのを待つか、

あるいは、
現状を打破するために思い切って動くか、

大きく分けると、
2つの道がありますよね。

わたしは、
これはどちらでもいいと思っています。

というか、
どちらも同じことと思っているのです。

自分の未来のために、
今やれることに集中して、
力をためる!

あるいは、思い切って
他の可能性に挑戦していく!

これは違うようでいて、
根底にあるのは、

「少し視点をずらす」

ということです。

「うまくいかないことに執着する心」

を離れ、

「やれることに視点を変えてみる」

ということなんですね。


さて、それでは、
物事がうまくいっているときはどうでしょう?

実はこんな時こそ、
魔が入りやすいときでもあります。



わたしの亡き父は、
中野で呉服屋を営んでいました。

呉服を買うのは、
冠婚葬祭などの
人生の節目になるときが多いものです。

だから自然と、
お客さまの人生のお話しを伺うことになります。

「娘が結婚するので、
結婚式に来ていく着物が欲しい」

「孫の七五三の着物が欲しい」

そんなお買い物のときに、

ご自身の人生のあれこれを、
話されるのを聞きながら、
着物を選ばせていただきます。


ちょっと占い師と似た仕事ですよね。


そんな父が、
わたしによく言っていたことがあります。

それは、こんな迷信めいたことでした。


「成功した、
金持ちになったからと、
すぐに家を改築したり、
引越ししたりするな」



うちの父は、
霊能者である自分の母の仕事を、
恥じていました。

当時は、霊能者や占い師などの職業は、
今のように堂々と名乗れるものではなく、
裏の仕事だったのですね。 

そんな仕事を自分の母がやっていたのが、
本当に嫌だったのでしょう。

だから、
根拠のない占いや迷信などは
絶対口にしない人だったのですが、


この家の改築、引越しのことだけは
よく口にしていました。



なぜかというと、
お客さまの中で、
仕事の景気が良くなったからと、
家を改築したり、引越したりして、


病気やケガをする人、
離婚したり、
急に仕事がうまくいかなくなる人が
本当に多かったからなんですね。


わたしの父は占い師ではありませんが、
多くのお客さまの人生のお話を聞いて、
気づきを得ていたのかもしれません。



当時のわたしにはピンと来ませんでしたが、
占いの勉強を始めて、
風水の先生が、

「風水や、方位などの開通法は、
物事がうまくいっていない時にやる
手術みたいなもの。

うまくいっているときは、
何もいじらない方がいい」

と教えてくれた時、

「商売人の父が感じていたことは、
的を射ていたんだなぁ」


と思ったものです。


自分を成功に導いてくれた基盤となる家。

それは、
その成功が自分のものとして、
しっかり定着してから、

「ありがとう」という気持ちとともに、

改築したり、
引越ししたりした方が良いのですね。



むしろうまくいっている時こそ、
魔が入らないように
足元を、固める。


そしてうまくいかないときは、
風水や方位などの開運法で
変化を与えたり、


時を待ちながら、
自分の力を蓄えたりする。

これは人間関係でも同じですね。

悪い人間関係は、
切った方がいいことが多いですが、

自分が成功するまで支えてくれた人には、
その恩を忘れない心が大切です。

うまくいかないことには執着せず、
うまくいっているときには恩を忘れない。

そんな平らかな心で生きていきたいですね!

あなたの今日が、
未来に続く一歩となりますように‼️



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