【パワースポット 鳥越神社】

浅草橋の駅から徒歩10分ほど。

ヤマトタケルノミコトをご祭神とする
古社です。




創立は、651年。
今から1350年前。

ヤマトタケルノミコトが戦いの前に、
この地にしばらく泊まったことから、お祀りしました。

相殿は、

アメノコヤネノミコト

東照宮公(徳川家康)

アメノコヤネノミコトは、
天照大神がお隠れになった岩戸の前で祝詞をあげた神さま。

そのため、言霊のルーツと言われています。

ところで、鳥越神社のあたりは、500年ほど前までは、小高い山。すぐ前は海だったそうです。

境内は広く、三味線の形をした『三味線掘』というお堀があったとか。

江戸が開かれる時に、
山を崩してお堀を埋め、
その後、海は埋め立てられました。

この一帯に来ると、なんとなく空気感が違うのは、それもあるのかもしれませんね。

さて、この鳥越神社は、
いくつもの有名な行事があります。

まずは、鳥越の夜まつり。




千貫みこしが渡り歩く威勢のよいお祭りです。

そして、とんど焼き。

これは、都内唯一の郷土民俗行事です。


お正月の門松や飾りものを集めて焼く火祭り。

氏子の子供たちが、青竹で地面を叩きながら、

「ドンド、ドンド!」と邪気を追い払います。


そして、
わたしがお参りした時は、

笊(ざる)かむりの犬張り子が
2種類ありました。




ひとつは、お子さまの健康のためのお守り。

ひとつは、還暦を迎えた人のための赤い笊かむり犬。

還暦は、60年ひとまわりして、
また、ここから新しく人生が始まるのです。

昔は長寿を祈るものでしたが、

人生100年と言われる今は、

現実として、折り返し地点となりますね。

会社を退職して、
第二の仕事をスタート。

子供も巣だっていたら、
パートナーと2人の生活です。

第二の人生をどのように過ごすか…

お金の面も大切ですが、
パートナーとの交流、
お友達、
生きがい、
新しい稼ぎ方、
あるいは、新しい学び…

などなど、一からビジョンを立ててみてくださいね。

犬という字に笊の竹かんむりをかぶせると…


「笑」という字に‼️

「子供がニコニコ笑顔で育ってほしい」

という、
親の願いがこもったこの縁起物。

お年寄りがニコニコ暮らせる世の中に…
という願いも込められているのです‼️