山形テレビをご覧になれる方にぜひ、見ていただきたい番組があります。
3月16日16時30分
「土門拳を伝える」
ナレーションを読みました。
実に素晴らしい番組です。
土門拳さんは、「筑豊のこどもたち」など、
徹底したリアリズムで知られる写真家。
教科書でその名を知ってはいたけれど、
人間・土門拳に関しては、何も知らなかった私。
徹底したリアリズムにこだわり、
人間と日本の美の本質を見極めようとした彼の生涯。
今、土門拳の作品は、海外で高く評価され、世界に広がっています。
3度の脳出血という病気を乗り越え撮影した
彼のライフワーク「古寺巡礼」の写真の数々。
その息をのむほどの美しさに、感動を抑えられませんでした。
自画自賛でなんですが、わたしのナレーションも快心の出来。
本当に見てほしいな。
霊能力者だった祖母も、わたしの父も山形米沢の生まれです。
「わたしをオーディションで選んでくださったのは、
山形つながり?」
と思ったら、偶然だそうです。
そんなことから話が始まり、山形の聖地について、
ディレクターさんとたくさんお話をすることができました。
実は、霊山に関する番組なども多数作られ、
かなりお詳しいことが判明。
いろいろ情報を教えていただきました。
「山形への聖地巡りでは、再会しましょう!」と意気投合して収録を終えました。
そんな聖なるものに畏敬の念を持つディレクターさんだからこそ、
制作できた番組と思います!
「土門拳を伝える」
ぜひご覧になってくださいね。
土門拳 古寺巡礼/小学館
¥9,975
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筑豊のこどもたち/築地書館
¥2,835
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