東京港区芝の増上寺は、浄土宗の大本山。
このお寺を入るときに、くぐるのが、こちらの三解脱門です。
もともと、門は、仏教では、仏道への入り口とされています。
玄関も「玄妙な仏道への入り口」という意味の仏教用語。
とくに禅宗では、門を、悟りへの道筋と考えていたそうです。
この三解脱門をくぐると、3つの煩悩、欲望、怒り、愚かさから抜け出すことができるとされています。
そして、増上寺の、もうひとつの、見どころの門はこちらの徳川将軍家墓所の前の門。
この門は、旧国宝で、六代将軍徳川家宣公の宝塔前の「中門」だったものだそうです。
左右の扉に、5個づつの葵紋。両脇には、登り龍、下り龍が鋳抜かれていいます。
本当に見事な門で、この門を堺に、世界が違うことをはっきりと感じます。
門、玄関・・・二つの世界を区切る、境目(さかいめ)の重要性は、
拙著「運を操る魔法 」でも書かせていただきました。
ケータイ・スマホも、現代においては、情報の出入り口、境目です。
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