ただいま絶賛オンエアー中、わたしの出番が、2013年2月ごろに迫る
NHK・BSプレミアム「グッドワイフ」シーズン3の収録が終了し、
打ち上げパーティーに、行ってきました。
その席で、主演アリシアの吹き替えをされた、声優・野沢由香里さんから電撃発表が!
「実は、ディレクターの福永莞爾さんが、ディレクター歴50周年を迎えられました~」
みんなウルウルの、花束贈呈シーンとなりました。
50年・・・半世紀ですよ。
半世紀、外国の映画、ドラマの、吹き替えのディレクターをされてきたというのは、すごいことですよね。
わたしも声優業を始めて30年近くなりますが、あと20年続けられるか、と言われたら、ちょっと無理かなと・・。
「声優になる」ことよりも「声優を続ける」ことのほうが、どれだけ大変なことか、身にしみて感じております。
ましてや、50年前の、外国映画の吹き替え作業は、手さぐり状態。
編集もできないので、テープ回しっぱなし。
もし間違えたら、初めからやり直しだったそうです。
先輩の声優さんのお話では「最後のページに、自分のセリフがありませんように!」と祈って、台本を開いたとか。
今、わたしたちは、収録前に台本とDVDをいただいて、口に合うように予習していくことができますが、当時は、現場で、テストを2回→本番。
ディレクターも声優も、真剣一発勝負!震えがきますね。
テレビ放映で、生で吹き替えをすることなどもあったそうですよ。信じられません。
そんな時代から、山あり谷あり・・ひとつの仕事を貫きとおしてきた男の生きざま!
かっこいいです。
ところで、福永ディレクターのお人柄から、この現場は、本当にアットホーム。
和やか~に収録は、行われるのですが、
ドラマ「グッドワイフ」は、かなり人間関係が入り組んで、ドロドロのご様子。
仕事も恋も「だますか、だまされるか」「勝つか、負けるか」の、
ドラマティックなストーリーに釘づけになってしまいます。
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