品川のスタジオでお仕事が続いているので、


「お礼を…」と、品川駅前高輪口にある「高山稲荷」にお参りに。






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ビル群の中に埋もれるように建つ、この神社。



気付かず通り過ぎてしまいそうなのに、


次々と、会社帰りとおぼしき、サラリーマン、OLさんが、手を合わせていきます。



この神社は、500年前に建立されたとのこと。


もともとこのあたりは、海に面した浜辺で、一大観光地だったんです。




高山i稲荷は、その名の通り、広大な海を一望する高台に位置してたんですね。





ふと、本殿の傍らに見つけた石の神様。




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「おしゃもじさま」




一目で「あれ」と思うくらい、強い気を放っています。



この石灯籠は、キリシタン灯籠なんだそうです。

キリシタン灯籠とは、江戸時代、隠れキリシタンが、信仰の対象として彫った石灯籠。

このおしゃもじさまは、海から流れ着いたのでは・・


と言われているそうですが、謎みたいです。



しかも、この「おしゃもじさま」


なぜ縁結びの神様なのか、


なぜ「おしゃもじさま」という名なのか、


その由来もわかっていません。





また、品川の海岸が、なぜ影も形もなくなったかについては、


この本によれば、外人が居住するのを嫌う、政治的な圧力もあったとか。


東京の「地霊(ゲニウス・ロキ)」 (文春文庫)/鈴木 博之



¥490

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今はひっそりと、都会の片隅で、


若きサラリーマン、OLさんの縁結びをしている「おしゃもじさま」



手を合わせると、


江戸時代、浜に打ち寄せていた波の音が聞こえてくるような、


パワースポットです。