熱海梅園の矢穴石の分布(2022改訂版)
「熱海梅園de矢穴石をさがせ」のイベントをおこないました。みんなで探したら14ヶ所になりました。改訂版を作成しました。

熱海梅園入口(2022/08/19)

図-1 矢穴石の分布(梅マップに加筆、改訂版2022/08/21)
14ヶ所ありました。
① 階段を下りて直ぐ右側の石垣

階段から降りて道の右側にあります。くっきりと矢穴の跡が見えます。前回は見事に見逃しました。矢穴石を土留めにしていました。
② ①の近く


矢穴石の①と②の位置関係
③ 階段から降りて道の左側、ベンチとして利用?


矢穴を使って、石を割っています。これが一番わかりやすい矢穴石です。
④ サザンカの下


サザンカの下に隠れていました。だいぶ風化して矢穴わかりにくくなっています。これも矢穴石と認定しました。
⑤ これも認定

これも前回見逃した。小屋の直ぐ横にありました。
⑥ 前回見つけた矢穴石


横から見るとわかりやすい。

近くに、いたずらしたような石が転がっていました。刻印石だったらいいな・・・。
⑦ 大きな矢穴石です


分布図から、正面入口のところに9ヶ所も矢穴石が集中しています。造園を担当した人がここに集めたのだけれど、ひょっとしたら石丁場遺跡があったのかもしれません。石丁場(いしちょうば)とは採石場のことです。「丁場」は作業現場という意味で、「石丁場」は石を割ったり、加工したりした場所のことです。
⑧ ⑦番の前に、ここにも矢穴石


振り返ったら、ここにもありました。
⑨ 最近発見された矢穴石


メインルートで、いつもガイドして通っているところなのに、気がつかなかった。ごめん。
⑩ 漸佳橋を渡ってトイレの方向に進むと庭園の中に出現します。
これは前回の調査の時に堂々と置かれていて見逃しました。



⑪ やすらぎの塔の上り口


風化していますが、矢穴は確認できます。
⑫ やすらぎの塔の入口手前(石垣として使用されている)

2021/2/11の状況

2022/8/19の状況、鎌田さんが磨いた結果です。見事!


矢穴の深さが違います。矢穴を掘る作業が途中で止まっている。これも鎌田さんのおかげ・・・・。
⑬ 双眉橋


これはきれいな矢穴です。梅園ガイドの時に説明します。
⑭ 梅園橋下



T字に矢穴が入っていました。
宝探しのように、矢穴石を探してください。

石を割るには、ノミでまず矢穴を掘り、そこに金属製の矢を差し込んで上からたたいた。割れた跡には「矢穴」が残ることがある(イラスト=香川元太郎)(https://shirobito.jp/article/361)。岩に矢を打ち込んで割る様子です。また別の資料では、矢穴に木を詰めて、水をかけて膨張により割る方法も紹介されていました。
誰が採石?
鈴木徳治さんの文献では、熱海市の石丁場は津山城主森忠政が採掘していたとあります。津山城は岡山県の津山市にあり、森蘭丸の弟の森忠政が築いたそうです。その人達が残していった矢穴石は梅園を造る時に使ったようです。江戸城を作っていた時が慶長11年(1606年)頃ですから、年代物です。岩石は火に強い安山岩です。熱海火山の70~45万年前に噴火したものです。どのようにガイドしますか?

ちょっと休憩!ビールを飲みながら考えます。
追加
梅園の中を矢穴石求めて、ごそごそ探していたら、チャドクガにやられて、腕に斑点が・・・。皆さんも野外活動では気を付けてください。
「熱海梅園de矢穴石をさがせ」のイベントをおこないました。みんなで探したら14ヶ所になりました。改訂版を作成しました。

熱海梅園入口(2022/08/19)

図-1 矢穴石の分布(梅マップに加筆、改訂版2022/08/21)
14ヶ所ありました。
① 階段を下りて直ぐ右側の石垣

階段から降りて道の右側にあります。くっきりと矢穴の跡が見えます。前回は見事に見逃しました。矢穴石を土留めにしていました。
② ①の近く


矢穴石の①と②の位置関係
③ 階段から降りて道の左側、ベンチとして利用?


矢穴を使って、石を割っています。これが一番わかりやすい矢穴石です。
④ サザンカの下


サザンカの下に隠れていました。だいぶ風化して矢穴わかりにくくなっています。これも矢穴石と認定しました。
⑤ これも認定

これも前回見逃した。小屋の直ぐ横にありました。
⑥ 前回見つけた矢穴石


横から見るとわかりやすい。

近くに、いたずらしたような石が転がっていました。刻印石だったらいいな・・・。
⑦ 大きな矢穴石です


分布図から、正面入口のところに9ヶ所も矢穴石が集中しています。造園を担当した人がここに集めたのだけれど、ひょっとしたら石丁場遺跡があったのかもしれません。石丁場(いしちょうば)とは採石場のことです。「丁場」は作業現場という意味で、「石丁場」は石を割ったり、加工したりした場所のことです。
⑧ ⑦番の前に、ここにも矢穴石


振り返ったら、ここにもありました。
⑨ 最近発見された矢穴石


メインルートで、いつもガイドして通っているところなのに、気がつかなかった。ごめん。
⑩ 漸佳橋を渡ってトイレの方向に進むと庭園の中に出現します。
これは前回の調査の時に堂々と置かれていて見逃しました。



⑪ やすらぎの塔の上り口


風化していますが、矢穴は確認できます。
⑫ やすらぎの塔の入口手前(石垣として使用されている)

2021/2/11の状況

2022/8/19の状況、鎌田さんが磨いた結果です。見事!


矢穴の深さが違います。矢穴を掘る作業が途中で止まっている。これも鎌田さんのおかげ・・・・。
⑬ 双眉橋


これはきれいな矢穴です。梅園ガイドの時に説明します。
⑭ 梅園橋下



T字に矢穴が入っていました。
宝探しのように、矢穴石を探してください。

石を割るには、ノミでまず矢穴を掘り、そこに金属製の矢を差し込んで上からたたいた。割れた跡には「矢穴」が残ることがある(イラスト=香川元太郎)(https://shirobito.jp/article/361)。岩に矢を打ち込んで割る様子です。また別の資料では、矢穴に木を詰めて、水をかけて膨張により割る方法も紹介されていました。
誰が採石?
鈴木徳治さんの文献では、熱海市の石丁場は津山城主森忠政が採掘していたとあります。津山城は岡山県の津山市にあり、森蘭丸の弟の森忠政が築いたそうです。その人達が残していった矢穴石は梅園を造る時に使ったようです。江戸城を作っていた時が慶長11年(1606年)頃ですから、年代物です。岩石は火に強い安山岩です。熱海火山の70~45万年前に噴火したものです。どのようにガイドしますか?

ちょっと休憩!ビールを飲みながら考えます。
追加
梅園の中を矢穴石求めて、ごそごそ探していたら、チャドクガにやられて、腕に斑点が・・・。皆さんも野外活動では気を付けてください。