大分駅

大分県大分市の代表駅です。

大分市は大分県の県庁所在地で人口は約47万人です。

東九州の中心都市であり沿岸部には多くの重化学工業が進出しており、九州有数の工業都市として大きな存在感を放っています。

大分駅は3つの本線が合流するターミナル駅で、九州でも有数の規模を誇る駅となっています。

日豊本線の中間駅では最も主要な駅であり、特急「ソニック」と特急「にちりん」は基本的に当駅で折り返します。

 

乗り入れ路線

・日豊本線

・久大本線

・豊肥本線

 

府内中央口。2012年に全面高架化されました。

駅ビルは「JRおおいたシティ」と呼ばれており、JR九州系列のホテルや温泉施設、商業施設「アミュプラザ大分」が入居しています。

府内中央口入り口。

駅舎のデザインはJR九州ではお馴染みの水戸岡鋭治氏が担当しました。

レンガ風の壁や西洋風の時計、半円型の窓は一昔前のターミナル駅の駅舎を彷彿とさせます。

府内中央口前。かなり広い駅前広場が整備されています。

個人的に大分市は「思いのほか都会」というイメージです。

上野の森口。

昔大分駅の裏口はしょぼいとよくネタにされていましたが、もうそんな声を聞くことはないでしょう。

上野の森口前。

駅の広大な敷地によって街は南北に分断されていましたが、南側も再開発によって街が形成されています。

コンコース。内部は木材と白を基調としており、いかにも水戸岡デザインらしいです。

切符売り場。カウンター式のみどりの窓口が営業しています。

改札口。当然ながら自動改札機が設置されています。

改札前にある豊後にわさき市場。お土産屋や食料品店が入居しており、大分名物は一通りここで揃います。

駅ビルの屋上には「シティ屋上広場」と呼ばれる屋上庭園が整備されています。

「夢かなうぶんぶん堂」と呼ばれるお堂やミニ鉄道が走っていたりと、屋上にも小さな街が形成されています。

屋上には鉄道神社があり、柞原八幡宮のご分霊が祀られています。

鳥居の手前には仲見世通りもあります。

ホームは4面8線。

 

訪問日:2024/05/22