松江市の概要

松江市は島根県の県庁所在地で人口は約20万人です。

出雲市や鳥取県の米子市や境港市を合わせて山陰地方随一の都市圏を築いており、その中心となっているのが松江市です。

松江城の城下町として発展し、中海と宍道湖を結ぶ大橋川の両岸と宍道湖の湖畔に街が築かれているのが特徴です。

 

市内散策(2023/12/08)

松江市内には二つの玄関口となる駅があり、一つは一畑電車の松江しんじ湖温泉駅です。

松江しんじ湖温泉駅は松江市の旧来の市街地に近いです。

松江城の最寄り駅となっていますが、意外と距離があるのでバスを使った方がいいです。

バスで松江城までやって来ました。県庁所在地あるあるですが、城の近くに島根県庁があります。

城の周りには堀が張り巡らされており、船での遊覧が有名ですが今回は乗車しませんでした。

松江市のシンボル松江城を訪問しました。

松江城の天守閣。1611年から現存する天守閣で現存12天守の一つです。

現存天守の中でも有数の古さと規模を誇り2015年に国宝に指定されています。

天守閣内部。松江城の天守閣は独特の構造をしており、その一つが通し柱です。

天井を突き抜け2階分の高さに相当する柱で天守は支えられています。

天守閣の祈祷札。この祈祷札が国宝になる決め手となりました。

当初この札が松江城の物か確信が持てませんでしたが、この札を打ち付けた城内の柱の釘跡と札の釘跡が一致したため、祈祷札が松江城の物であることが確定しました。

この祈祷札には築年された年である「慶長16年」の文字から書かれており、歴史的価値が証明されたことにより松江城は国宝に指定されました。

城内に飾っている札はレプリカです。

天守閣の最上階から松江市市街地を眺望しました。

ビルが沢山建っている辺りが松江市の旧来からの市街地です。役所や裁判所など公的機関が集中しています。

霞んでいてよくわかりませんが大山も見えます。

松江城から見た宍道湖と大橋川。松江駅は大橋川を越えた対岸にあります。

反対側には島根半島の山が広がっています。

山陰地方の人口が少ないのはほぼ山しかなく、平地が非常に限られているからでしょう。

松江城からバスで大橋川を越え、白潟公園に来ました。

この辺りは宍道湖と天神川、大橋川に囲まれた中洲となっています。

この日は快晴だったため夕日が見れるかと思い訪問しました。

宍道湖は夕日の名所として知られており、期待通りの美しい夕日を見ることができました。

こちらが松江市の代表駅である松江駅。

山陰本線の駅で多くの特急列車が発着しています。

松江駅駅前。松江駅を中心に市街地が形成されています。

旧来の市街地に比べると飲食店や商業施設、ホテルが多く近代になって形成された市街地と言えます。

駅前にある一畑百貨店。訪問した1か月後に閉店しました。

これにより島根県は3例目の百貨店ゼロ県になりました。

この先百貨店が全滅する都道府県は増えていくと思われますが、これも時代の流れでしょう。