新潟駅

新潟県新潟市の代表駅です。

新潟市は本州の日本海側最大都市にして唯一の政令指定都市です。

新潟駅は日本海縦貫線屈指のターミナル駅ですが、つい数年前までは駅の設備、発着する車両が国鉄時代からほとんど変わらない事から、「國鐵新潟」などと揶揄されていました。

しかし、令和の時代になり車両、駅設備ともに近代化されており「國鐵新潟」もすっかり過去のものとなっています。

 

乗り入れ路線

・信越本線

・上越新幹線

・白新線

・越後線

・磐越西線

 

万代口。2021年に在来線ホームの全面高架化が達成され、近代的な駅舎に生まれ変わりました。

先代の万代口駅舎は解体され、跡地では駅前広場の整備が進んでいます。

万代口駅前。旧来の市の中心地である古町からは離れていますが、新潟駅前にも繁華街が形成されています。

駅前広場の一部は完成しており、バスも発着しています。

万代口バスターミナル。昭和の時代から残る非常に古いバスターミナルですが、間もなく廃止されます。

バスはバックしながら停車する必要があるため、渋滞の原因にもなっていました。

高架下。全面高架化に伴い、バスターミナルは高架下に移転し、南北で分断されているバス路線も直通運転が行われる予定です。

富山駅の高架下に乗り入れる路面電車のバス版といったところでしょう。

高架下のバスターミナルは2024年3月31日に開業予定です。


南口。上越新幹線開業に伴い整備されました。

南口には元々新潟運転所という車両基地がありました。

車両基地に所属している車両は他の基地に移転させ駅前を整備する予定でしたが、新幹線開業に間に合わず駅舎から少し離れた所に駅前広場が設置されていました。

駅舎から南口に長い連絡通路が伸びているのはその名残です。

南口駅前。昔は出入口すらありませんでしたが、新潟バイパスの開業により発展を遂げました。

コンコース。近代的な内装に生まれ変わっています。

在来線東改札口。

在来線西改札口。

ホームは3面5線。

雪国らしくホーム全体が屋根で覆われています。

在来線の高架化により、新幹線との平面乗換が可能となりました。

1番線には新幹線ホームとの乗換改札口が設けられています。

特急「いなほ」は大体1番線に停車しています。

 

訪問日:2024/03/07

 

 旧駅舎

万代口。新潟駅名物万代口駅舎です。2014年に訪問しましたがこの時点で築50年が経過した非常に古い駅舎でした。

長年新潟市民に親しまれていましたが、全面高架化に伴い2020年に解体されました。

万代口駅前。現在はもっときれいに整備されていると思います。

新潟市は政令指定都市で唯一JR以外の鉄道路線が存在しませんので、市内移動はバスを使う必要があります。

改札口。当時は1階に改札がありそのままホームに直結していました。

地上駅時代のホームは4面6線。

新潟地区の駅全般に言えることですが、古臭いホームが使用されていました。

この状態では「國鐵新潟」と揶揄されても仕方なかった気がします。

8,9番線は高架化工事に伴い設置された仮ホームでした。

停車しているのは磐越西線の列車。磐越西線は新津から信越本線に直通し、全列車が新潟から発着します。

 

訪問日:2014/08/04